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肉や野菜などの鮮度を保つチルドルームや野菜室を搭載した東芝の冷凍冷蔵庫

東芝「GR-J610FM / GR-J560FM」

 東芝ライフスタイルは、独自の冷却機能と光触媒で肉や魚、野菜などの鮮度を保つ6ドア冷凍冷蔵庫「GR-J610FM/GR-J560FM」を10月上旬に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は順に、41万円前後、38万円前後(税抜)。

食品を凍らせないマイナス温度帯の高湿度な冷気を約1時間連続して、2つの吹き出し口から2つのファンで送り込み、従来機種の約2倍の速さで冷却。凍結と乾燥を避けて、肉や魚などの鮮度を保つ

 FMシリーズの2機種は、肉や魚などの鮮度とおいしさを長持ちさせるチルドルーム「ツイン連鮮チルド」を新たに搭載した冷凍冷蔵庫。食品を凍らせないマイナス温度帯の冷気を一定時間連続して供給。従来機種の約2倍の速さで冷却することで、鮮度とおいしさを保てるという。

冷気の嫌なニオイ成分を光触媒「ルネキャット」で除臭、脱臭する

 さらに、野菜室には「新・霧ベール野菜室」を新たに採用。高湿度の冷気で野菜を乾燥から守りつつ、光触媒の働きで除菌と脱臭が行なわれる。これらにより、野菜の鮮度とおいしさを長持ちできるという。

 高容積化技術により9年前の容量500Lの冷凍冷蔵庫と変わらないスペースで、605Lの大容量化を実現。ほかにも野菜室を真ん中にした配置や、チルドルームを2段に分けたり、冷凍室下段に前後左右の好きな場所に仕切り板を付けられたりするなど、使い勝手の向上が図られている。

 「GR-J610FM」の本体サイズは、685×745×1,833mm(幅×奥行き×高さ)。定格内容積が605L。各室の容量は、冷蔵室が303L、野菜室が139L、冷凍室が163L。本体カラーは、シルキーブラウンの1色。

 「GR-J560FM」は、685×699×1,833mm(同)。定格内容積が555L。冷蔵室が280L、野菜室が128L、冷凍室が147L。本体カラーは、シルキーブラウンの1色。

「新・霧ベール野菜室」を搭載した下位機種も発売

「GR-J610FV」と「GR-J560FV」

 「新・霧ベール野菜室」を搭載した下位機種、「GR-J610FV」と「GR-J560FV」も同時発売される。価格はオープンプライス。店頭予想価格は順に、40万円前後、37万円前後(税抜)。

 上位機種FMシリーズとの違いは、野菜室のボックスがAg抗菌野菜ボックスではないこと。カラーはラピスアイボリー、クリアシェルホワイト、グレインブラウンの3色。定格内容積や各室の容量を含め、その他の仕様はFMシリーズと同じ。

 また、同じく「新・霧ベール野菜室」を搭載した「GR-J510FV」、「GR-J460FV」、「GR-J510FC」、「GR-J460FC」なども発売される。価格はオープンプライス。店頭予想価格は順に、35万円前後、33万円前後、32万円前後、30万円前後(税抜)。

新鮮湿度野菜室を採用するシンプルな機種も発売

 除臭/脱臭「ルネキャット」を搭載しつつ、よりシンプルな5ドア冷凍冷蔵庫「GR-J43GXV」を10月下旬に、「GR-J43G」を9月上旬に、それぞれ発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は順に、23万円前後、21万円前後(税抜)。

「GR-J43GXV」
「GR-J43G」

河原塚 英信