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スムージーも作れる、ヒューロムの低速ジューサー「H2H スーペリア」

スロージューサー「H2H スーペリア」

 ヒューロムは、スムージー用アタッチメントを付けたスロージューサー「H2H スーペリア」を、4月29日に発売する。価格は39,800円(税抜)。

 手搾りのように搾汁する独自の「スクイーザー方式」を採用したスロージューサー。刃を使わず、スクリューをゆっくり回転させ、プレスしてひねりながら搾るため、食材への負荷を低減している。

スクリュー(右)が食材をゆっくり回転させ、ストレーナー(中央)のメッシュ部を通して果汁が出てくる仕組み
食材を上からプレスして、ひねりながら搾汁する「スクイーザー方式」を採用
搾りカス(左)と果汁(右)の出る部分がわかれている
操作ボタンは1つ

まるで手で搾ったような、自然な搾り方に近づけた

ヒューロム マーケティング ディレクター・ジン スンイル氏

 ヒューロム マーケティング ディレクター・ジン スンイル氏は、製品について次のように語った。

 「ヒューロムは、1974年に創業したジューサーの専門メーカーです。2011年からの4年間で、世界累積580万台のジューサーを販売しました。新モデルでは、より手搾りに近づけるため、回転速度を落としてスクリューも2枚羽にし、両手で搾ったような動きにしています。自然な動きを再現することで食材を傷つけず、栄養素を豊富に残せます。野菜や果物を一定量食べるのは難しいですが、ジュースにすると摂りやすく体内への吸収も良くなります。これからもスロージューサー市場をけん引していきたい」

 スクリューの回転数は。従来モデルが80回/分だったのに対し、新モデルでは40回/分を実現。より低速で搾汁することで、空気の混入が少なく、酸化を防いで栄養素を保つことができる。

 また、スクリューの羽も2枚に増え、両手でツイストしながら搾汁したような動きを実現している。一度に搾汁できる量が増え、回転速度を落としてもジュースが出来上がるまでに掛かる時間は変わらないという。

スクリューが2枚羽になり、両手で搾ったような動きを実現
一度で搾汁できる量もアップした
回転数を落とし、栄養素を損なうことなく搾汁できる
野菜や果物をジュースにすることで、そのまま食べるよりも吸収が良くなるという

スムージー作りやかんきつ類が搾汁しやすいアタッチメント

 また、アタッチメントも複数用意している。メッシュ部の目が細かくサラリとした飲み心地になるジュース用ストレーナーのほかに、目が粗くトロリとした飲み心地にするスムージーストレーナーも付属。レモンやオレンジなどのかんきつ類が搾汁しやすいスクイーザーや、洗浄後のパーツを収納しながら乾燥できる乾燥スタンドも備える。

サラリとしたジュースが作れる、目の細かいストレーナー
目が粗く、トロリとした飲み心地にできるスムージーストレーナー
かんきつ類が自動で絞れるスクイーザー

 3種類のアタッチメントを使い分けたジュースの飲み比べも実施。目の細かいストレーナーではパセリとりんごのジュースを、目の粗いストレーナーではキウイとトンプソンのスムージー、スクイーザーではブラッドオレンジジュースを調理。

 いずれも飲み心地が違い、目の細かいストレーナーで作ったジュースはサラッとしていて飲みやすく、キウイとトンプソンのスムージーはとろみのある食感を楽しめた。どちらも食材はしっかりと絞られているため、口に繊維などが入ることなく飲みやすい。反対にストレーナーを使ったブラッドオレンジジュースは、まるごと搾るためオレンジの果肉も楽しめた。

かんきつ類用のスクイーザーでブラッドオレンジを搾汁
果肉も入っていく
搾汁後。果物の方には果肉がほとんど残っていない
スロージュース作りはストレーナーを使用
搾汁したジュースが出てくる
左から、サラっとした飲み心地のパセリとリンゴのジュース、キウイとトンプソンのスムージー、スクイーザーで搾ったブラッドオレンジジュース

 本体サイズは、167×240×398mm(幅×奥行き×高さ)。カラーはノーブルシルバー。

 下位機種として、スクイーザーと乾燥スタンドのアタッチメントを省略したモデルも発売する。価格は36,800円(税抜)。本体カラーは、ホワイトとフェラーリレッドの2色。

 このほか、ボディにスワロフスキー・クリスタルを散りばめた「クリスタル エディション」を6月10日に発売する。価格は99,800円(税抜)。日本橋三越本店で、30台限定での販売となる。

スクイーザーと乾燥スタンドを省略した下位モデル。ホワイトのほかにフェラーリレッドも用意する
ボディにスワロフスキー・クリスタルをあしらった30台限定モデル

西村 夢音