肌の水分量を適切に保つ“肌ナビ”機能を搭載したハイブリッド加湿器

　アイリスオーヤマは、日本気象協会と共同開発した「強力ハイブリッド加湿器」を10月下旬に発売する。税抜きの参考価格は、イオン機能ありの「SPK-750Z-N」が25,800円、イオン機能なしの「SPK-750-U」が22,800円。

イオン機能あり「SPK-750Z-N」

イオン機能なし「SPK-750-U」

　適用床面積が最大21畳、タンク容量約4Lの加湿器。ヒーターで温めた水を超音波振動でミスト化する「超音波+ヒーター」のハイブリッド式を採用する。

　機能面では、肌に適正な温度や湿度を知らせる「肌ナビ」を搭載する。日本気象協会が設定する「素肌乾燥指数」を基に、室内の温度や湿度が肌に与える影響を「適正/カサカサ やや注意/カサカサ 注意」の3段階で表示する。加湿器の効果において、女性の約3割が「肌、髪への保湿などの美容効果」を期待していることから実現したという。

　このほか、ウイルスが生存しやすい温度や湿度を知らせる「温湿度ナビ」も搭載し、適切な空気環境を適時知らせる。

「肌ナビ/温湿度ナビ」機能

　本体内部には、サーキュレーターを内蔵し、噴出口付近に停滞するミストを部屋の隅まで届けるという。加湿量を増やすと「床が濡れる」といった問題も解消する。

　衛生面にも配慮しており、水分中の雑菌が部屋に拡散するのを抑えるために、超音波振動子の近くに抗菌銀ユニットを設置している。銀イオンを放出し、加湿する水を清潔に保つ。また、マイナスイオン発生器「イオニシモ」を搭載し、浮遊ウイルスやカビの抑制、花粉やダニなどのアレルギー反応を低減するという。

　本体サイズは、420×220×390mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約4.8kg。消費電力は158W/160W(50Hz/60Hz)。最大加湿量は、おまかせ・うるおい時は約750ml/h、静音時は約250ml/h。連続加湿時間は、おまかせ・うるおい時は約5.3時間、静音時は約16時間。

適用床面積28畳タイプ「SPK-1000Z-N」

　また、適用床面積が最大28畳タイプも同時に発売する。税抜きの参考価格は、イオン機能ありの「SPK-1000Z-N」が32,800円、イオン機能なしの「SPK-1000-U」が29,800円。