ニュース
圧力IH炊飯ジャーの技術を活用した象印の圧力IHなべ
（2014/9/3 00:00）
象印マホービンは、炊飯ジャーに盛り込まれている技術を活かした調理器具「圧力IHなべ EL-MA30」を10月1日に発売する。希望小売価格は50,000円前後(税抜)。
圧力IH炊飯ジャーの開発で培った圧力技術や温度制御技術を活用した調理器具。1.2気圧と1.0気圧を繰り返す「可変圧力」と、1.2気圧という弱い圧力で一定時間調理する「一定圧力」という独自の圧力構造を採用する。
可変圧力では、1.2気圧で具材を柔らかくしてから一気に1.0気圧まで減圧したあと、加圧と減圧を繰り返すことで、鍋全体に煮汁を対流させながら煮込み、具材に味を染み込ませる。豚の角煮やおでんを、少ない煮汁で、かつ落としぶたなしで調理できるという。
一定圧力では、煮崩れしにくく、具材に味が染み込むのに適した1.2気圧で一定時間調理する。野菜にもしっかり味がしみこみ、エビなどの魚介類は身を締めすぎないため、プリプリした食感を楽しめるという。
また、マイコンを搭載しており、調理方法と調理時間を設定するだけで自動で料理ができあがる。調理中に、具材をかき混ぜたり、火加減を調整する必要がなく、吹きこぼれもしない。作るのに時間がかかる煮豆料理や白みそなどの発酵食品も短時間で簡単に調理できる。
さらに、主食からヘルシー料理まで様々なメニューが掲載された「100レシピブック」を同梱する。具材と調味料を入れるだけで調理できるワンタッチレシピも多数掲載されている。
本体サイズは290×375×250mm(幅×奥行き×高さ)。本体重量は6.5kg。消費電力は1,200W。調理容量は1.5Lで、炊飯容量は0.5合～3合。設定温度範囲は40/50/60/70/80/90/100℃。カラーはブラウン。