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誰でも美味しくごはんを炊ける、象印の「洗米器」

洗米器 DK-SA26

 象印マホービンは、誰でも簡単に上手に洗米できる「洗米器 DK-SA26」を8月21日より発売する。希望小売価格は5,000円(税抜)。

 内釜にセットして使う米とぎ器。象印マホービンは炊飯器や精米機などのお米に関わる製品を販売しているが、より美味しくお米を炊くために、新たに洗米工程に着目した。

 同社によれば、米とぎは人によって方法が違ったり、洗いすぎたり、洗い不足になりがちという。精白米には若干のぬかが付いているため、適度に洗わないと、炊き上がりがぬか臭くなったり、逆に水っぽくなる恐れがある。

 本体にはハンドルと撹拌棒が付属し、内釜に乗せてハンドルを回すだけで洗米できる点が特徴。これにより、誰でも簡単に、適度に洗米できるようになったという。また、冷たい水に触れずに手軽に洗米できる点もメリットとなる。

ハンドルは左右どちらにも回せる
記者も体験したが、ハンドルは軽い力で回すことができた
ハンドルを回すと撹拌棒が回って米を研ぐ
撹拌棒には羽根が付いており、適度な強さで米を研げる

 米のとぎ方は、「すすぎ」と「洗米」の2工程に分かれる。すすぎ工程では、洗米器を内釜にセットして、水を入れてハンドルをゆっくり2、3回転させてから、水を素早く捨てる。これを2回繰り返す。洗米工程では、水を入れずにハンドルを15回回してから、水を入れてすすぐ。これを4カップ未満では2回繰り返す。最後にもう一度すすぎ工程を繰り返せば、洗米が完了する。最短で38回転で米とぎできる。

ハンドルを回す回数は、炊く合数によって変わる。最短で38回転で米とぎが終わる

 使い勝手の面では、広口の注水口と、米をこぼさずに水を捨てやすい排水口を設けた。各パーツは取り外して水洗いできる。

水切り時に米がこぼれにくい設計を採用した
分解して洗える

 対応する内釜は5.5合~1升炊きのもの。具体的には、内径が17.8cm以上で外径が26cm以下、かつ高さが10.3cmから15.3cmの内釜に対応する。

 洗米器のサイズは270×200×210mm(幅×奥行き×高さ)。本体重量は約240g。カラーはホワイト。

小林 樹