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シンプルで価格を抑えた布団クリーナー「レイコップ LITE」
(2014/6/11 14:54)
レイコップ・ジャパンは、布団クリーナーのエントリーモデル「レイコップ LITE(ライト)」を6月27日より発売する。希望小売価格は19,800円(税抜)。
布団やベッドなどの寝具専用クリーナー。同社の布団クリーナーは、布団に紫外線を照射して除菌する「光クリーン」、叩いてダニや塵を叩き出す「パワフルたたき」、それらをマイクロフィルターに通して吸い込む「クリーン排気」によって、布団をきれいにする点を共通の特徴としている。
昨年より上位モデル「レイコップRS(アールエス)」を発売しているが、新製品では「みんなのふとんクリーナー」をコンセプトに、より多くの人が布団掃除を取り入れられるよう、機能を絞って価格を抑えた。これによりハウスダストに悩む方や、子供のいる家庭だけでなく、新生活を迎える学生や社会人、新婚の夫婦、リタイアしたシニア世代などへ幅広く訴求していくという。
具体的な上位モデルとの違いは、UVランプの出力は従来の8Wから新製品では6Wへ、たたき機能の叩く回数は毎分4,000回から3,300回へ、吸い込み仕事率は65.1Wから29.4Wへとそれぞれ抑えた。また、レイコップRSに搭載していた吸込口の回転ブラシは省略した。
操作は電源のON/OFFのみとシンプルで、運転モードの切り替え機能は搭載しない。
衛生面では、HEPAフィルターを搭載し、空気清浄機並みにきれいな排気になったという。ダストボックスはクリアなプラスチック素材で、外側から溜まったゴミを確認でき、取り外して水洗いできる。
カラーは豊富に揃える。ホワイトのほか、パステルブルー、ベビーピンク、ハニーイエローの計4色が揃う。
本体サイズは300×352×150.5mm(幅×奥行き×高さ)。本体重量は1.95kg。消費電力は330W。吸込仕事率は29.4W。UV-Cランプの出力は6W。集塵容量は約0.3L。電源コードの長さは5m。別売りで各カラーに合わせた収納台も用意する。価格は4,070円(税抜)。
同時に、従来モデル「レイコップRS」もカラーバリエーションを拡充し、新色として、ピンクゴールドを追加する。希望小売価格は28,380円(税抜)。
これにより同製品は、パールホワイトとスタイリッシュブラウンと合わせて3色が揃う。
ダニが増加しやすい梅雨に、寝具に掃除機がけを
会場では、喘息とダニアレルゲンに関するレクチャーが催された。ながくら耳鼻咽喉科アレルギークリニックの永倉仁史院長によれば、近年喘息の患者は増加しているという。喘息などのアレルギー反応を引き起こす原因は、ダニの死骸などのアレルゲン物質を始めとするハウスダストだ。
地域別で見ると、寝具に含まれるダニアレルゲンの数は、日本はストックホルムやサンパウロに比べて多いという。日本でダニアレルゲンの多い理由は、気候と住宅事情が背景にある。日本はダニが繁殖しやすい高温多湿な気候で、布団や絨毯、畳などダニが卵を産みやすい環境も整っているという。さらに、近年の住宅の高気密、高断熱化により、室内の塵やダニの数が増加しているという調査結果も示された。
梅雨時は、ダニが増加しやすい季節となる。喘息予防のためにも、寝具に直接掃除機をかけることが有効という。