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日立、“ナイアガラ ビート洗浄”で泥汚れも落とす新型ビートウォッシュ
(2014/5/21 18:16)
日立アプライアンスは、“ナイアガラ ビート洗浄”で泥汚れまで落とす縦型洗濯乾燥機「ビートウォッシュ BW-D10XTV」を6月21日より発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は230,000円前後(税抜)。
洗濯容量10kg、乾燥容量6kgの縦型洗濯乾燥機。ビートウォッシュシリーズの最上位モデルで、天面に強化ガラスを採用した。
衣類に付いた泥汚れをしっかり洗い落とすナイアガラ ビート洗浄を採用した点が最大の特徴。ナイアガラ ビート洗浄は昨年の同社のドラム式洗濯乾燥機に初めて搭載された機能で、縦型洗濯乾燥機に採用されるのは、これが初となる。
ナイアガラ ビート洗浄は、大流量のシャワーと新型の洗濯羽根がポイント。まずシャワーの流量を増やすために、洗濯槽上部のシャワー吹き出し口を40cmにワイド化した。さらに新たな節水循環ポンプを採用し、シャワー流量は昨年モデル「BW-D10SV」に比べて約2倍の45L/分とした。これにより衣類に洗剤液がたっぷりと浸み込み、しっかりと洗えるという。
洗濯羽根には新型形状の「ビートウィングX(エックス)」を搭載。羽根表面にX字の凹凸を設けたことにちなんで名前が付けられた。この羽根が衣類を上下左右に立体的に動かながら、洗いムラを抑える。こうした大流量シャワーと洗濯羽根により、衣類を際立つ白さで洗い上げるという。
なおシャワー流量を増やしながら、節水には配慮している。節水循環ポンプでは、洗剤液を循環させてほとんど水を貯めずに洗えるため、10kgの洗濯時の標準使用水量は86Lに抑えた。
使い勝手の面では、天面にガラストップデザインを採用した。平らな強化ガラスで傷が付きにくく、手入れしやすいという。
操作ボタンは電源OFF時に表示が消えるタッチパネル式とした。操作ボタンを従来よりも洗濯槽の手前に配置し、操作性を高めた。よく使う洗濯設定を3つまで記憶できる「お気に入り」ボタンも搭載する。同様に、洗剤の投入口も手前に配置し、洗剤をこぼしにくいよう配慮した。
ほかに従来の縦型洗濯乾燥機との違いとして、寒い時期にもしっかり洗えるよう、衣類に温風をかける「センサーホット高洗浄」機能を搭載する。また運転コースには、軽い汚れの衣類をスピーディーに洗う「おいそぎ」コースを追加した。
従来から継続した機能としては、洗濯槽の裏側などに付きやすい汚れを自動で落とす「自動おそうじ」機能や、水硬度や水温、洗剤、布質などをセンシングして最適に省エネ運転する「eco水センサー」を搭載している。
本体サイズは650×645×1,040mm(幅×奥行き×高さ)。本体重量は約66kg。消費電力は洗濯で530W、乾燥で1,180W。消費電力量は洗濯で140Wh、洗濯乾燥で約1,790Wh。標準コースの運転目安時間は洗濯で38分、洗濯乾燥で約153分。運転音は洗い、脱水、乾燥の順に43dB、39dB、44dB。標準使用水量は洗濯で86L、洗濯乾燥で約94L。カラーはシャンパンとシルバー。
スリムタイプや全自動洗濯機のビートウォッシュも同時に発売
同時に、ナイアガラ ビート洗浄を採用したスリムタイプの洗濯乾燥機と全自動洗濯機も発売する。いずれも従来のビートウォッシュデザインを踏襲し、ガラストップデザインは採用しない。
スリムタイプのビートウォッシュシリーズは、本体幅を570mmに抑えた点が特徴。洗濯容量10kgの「BW-D10TV」は、容量9kgや8kgタイプと同じスペースに設置できる。 価格は全てオープンプライス。店頭予想価格は、洗濯容量10kg、乾燥容量5.5kgの「BW-D10TV」が200,000円前後、同9kg、5kgの「BW-D9TV」が180,000円前後、同8kg、4.5kgの「BW-D8TV」が170,000円前後。
全自動洗濯機のビートウォッシュシリーズは、乾燥機能を搭載しない。価格は全てオープンプライス。店頭予想価格は、洗濯容量10kgの「BW-10TV」が130,000円前後、同9kgの「BW-9TV」が120,000円前後、同8kgの「BW-8TV」が110,000円前後、同7kgの「BW-7TV」が100,000円前後。