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業界最大11kgの大容量で、まとめ洗いがしやすい洗濯乾燥機
（2015/5/20 18:01）
日立アプライアンスは、縦型洗濯乾燥機「ビートウォッシュ BW-D11XWV」を6月20日に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は24万円前後(税抜)。
洗濯容量11kg、乾燥容量6kgの縦型洗濯乾燥機。従来モデル「BW-D10XTV(容量10kg)」と本体サイズを変えずに、洗濯槽の構造を見直したことで、業界最大クラスの洗濯容量11kgを実現した点が特徴。シングル毛布なら2枚まとめて洗えるという。
共働きによりまとめ洗いをする家庭が増加、大容量タイプに需要あり
日立アプライアンス 商品計画本部 ユーテリティ商品企画部 玉川 博康氏は、大容量化について次のように語った。
「タテ型洗濯乾燥機のユーザーに調査してみると、洗濯容量を重視している人が多くいることがわかりました。近年では、共働きの家庭や単身世帯が増えていることから、毎日洗濯するよりも、2～3日に1回や週末にまとめ洗いをする人が増加しています。洗濯機で洗えるカーテンや毛布が多く販売されていることもあり、大容量タイプのニーズに応えて製品化しました」
会場では、BW-D11XWVにシングル毛布を2枚入れる実演も行なわれた。2枚入れ終わったあとも、余裕を持ってフタをしめることができていた。投入口の幅は約43cmの「広びろ投入口」を採用し、毛布などの大きなものも出し入れが簡単だという。
大量に洗濯した後も、衣類を取り出しやすいように「ほぐし脱水」機能を備える。脱水終了後に羽根が小刻みに回転し、衣類のからまりをほぐして取り出しやすいという。
1,000回転/分の“ナイアガラすすぎ”で洗剤をしっかり落とす
また、高速回転で衣類に残った洗剤をしぼり出す「ナイアガラすすぎ機能」を新搭載。強い遠心力を生み出す、1分間に約1,000回転の高速回転で繊維に潜んだ洗剤まで落とすことができる。すすぎにおける、“洗剤の溶け残りがある”、“洗剤が残っていると肌トラブルを起こしそう”といった不満・不安に応えたという。
会場では、「すすぎ前の水」「従来モデルのすすぎ後の水」「ナイアガラすすぎ後の水」「水道水」を比較。ナイアガラすすぎ後の水は水道水に近い透明度であり、ブラックライト照射時もにごりは見られなかった。
泥汚れなども落とせる「ナイアガラ ビート洗浄」機能も進化し、黄ばみの除去ができるように温水に対応。本体後方部にヒーターを搭載し、約30～40℃の温水ミストを衣類に吹きつける。これにより酵素パワーが活性化し、Yシャツの袖口や枕などの黄ばみの除去や予防ができるという。
本体はガラストップデザインを採用。強化ガラスで傷が付きにくく、凹凸がないため汚れたときも拭きやすい設計としている。
このほか、洗濯槽の裏側などの汚れを自動で落とす「自動おそうじ」機能や、水硬度や水温、洗剤、布質などをセンシングして最適に省エネ運転する「eco水センサー」を搭載している。
本体サイズは、650×645×1,040mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約65kg。消費電力量は洗濯で120Wh、洗濯乾燥で1,790Wh。標準コースの運転目安時間は洗濯で40分、洗濯乾燥で約153分。標準使用水量は洗濯で93L、洗濯乾燥で約94L。カラーはシャンパンとシルバーの2色。
スリムタイプや全自動洗濯機も同時発売
同時に、「ナイアガラすすぎ」やガラストップデザインを採用したスリムタイプの洗濯乾燥機3機種、全自動洗濯機4機種も発売する。
スリムタイプの洗濯乾燥機は、いずれもボディ幅を570mmに抑え、狭いスペースにも置きやすいという。洗濯/乾燥容量が10kg/5.5kgの「BW-D10WV」、同9kg/5kgの「BW-D9WV」、同8kg/4.5kgの「BW-D8WV」をラインナップする。価格は全てオープンプライス。店頭予想価格は順に、21万円、19万円、18万円前後(税抜)。
全自動洗濯機は、洗濯容量が10kgの「BW-10WV」、同9kgの「BW-9WV」、同8kgの「BW-8WV」、同7kgの「BW-7WV」をラインナップ。価格はオープンプライス。店頭予想価格は順に、14万円、13万円、12万円、11万円前後(税抜)。
