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従来機種の2倍の切れ味を実現した電動バリカン

 フィリップス エレクトロニクス ジャパンは、従来機種の2倍の切れ味を実現した電動バリカン「ヘアカッター」3機種を、日本輸入代理店の小泉成器を通じ3月上旬より、全国の家電量販店、オンラインショップ等で順次発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は「HC5440」が5,980円前後、「HC3420」が2,980円前後、「HC3410」が1,980円前後。

ヘアカッター HC5440 シルバー×ブラック
HC3420 ブラック×レッド
HC3410 ブラック×ホワイト

 いずれも、身だしなみに気を遣う男性向けの電動バリカン。刃先の角度を65度から45度にして、髪の毛を取り込みやすい構造に改良し、カッターとガードの間のベアリングをボール型にしたことで、従来機種と比べて2倍の切れ味を実現したという。

45度のダブル鋭角刃でシャープな切れ味を実現
手を逃がさず切れる角度で刃を設計
カッターとガードの間にボール型ベアリングを採用

 付属するコームでは、HC5440は1mm~23mmの範囲で1mm単位で、HC3420とHC3410は同じ範囲で2mm単位で髪の長さを調整できる。

 お手入れの面では、従来機種と同じく、使用後に自動で刃を研ぐ独自の「自動研磨システム」を採用する。刃とコームを水洗いできるほか、オイル差しが不要となっている。

コームを使うことで、髪の長さを1mm~23mmまで調整できる
刃とコームは水洗いに対応

 3機種とも消費電力は9W、本体サイズは50×50×187mm(幅×奥行き×高さ)。クリーニングブラシとコームが付属する。

 コードレス式の2機種HC5440とHC3420は、電源が単四形ニッケル水素電池で、付属の充電アダプターを使用して8時間で充電できる。使用可能時間はHC5440が約75分、HC3420が約60分、本体重量はHC5440が195g、HC3420が169g。

 コード式のHC3410は、本体重量が155g。ACアダプターが付属する。

ファミリー層向けのコードレス電動バリカンも発売

ヘアカッター QC5132 ホワイト×ブルー

 ファミリー層向けのコードレス電動バリカン「ヘアカッター QC5132」も、同じ販売ルートで3月上旬より順次発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は3,980円前後。

 QC5132では、3㎜から21㎜まで、2㎜ごとに長さ調節が可能なレギュラーコームに加え、髪の量と毛先の長さを適度に整えられるスキ刈りコームが付属する。各コームは水洗いできる。

 電源、充電時間、使用可能時間は「HC3420」と同じ。本体サイズは42×42×200mm(同)。本体重量は161g。ソフトポーチが付属する。

中野 信二