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ワイド送風で洗濯物が広く干せる除湿乾燥機

 パナソニックは、衣類乾燥に重点を置いた除湿乾燥機2機種を4月1日に発売する。価格はオープンプライス。

 ハイブリッド式の「F-YHKX120」の税抜き店頭予想価格が57,000円前後、デシカント式の「F-YZKX80」が40,000円前後。

ハイブリッド式の「F-YHKX120」
デシカント式の「F-YZKX80」

 パナソニックの調査によれば、除湿乾燥機の使用用途の9割が「洗濯物の乾燥」であり、新機種でも重点を置いた。

 まず、衣類乾燥後も部屋の湿度を55%に保つ「カラッとキープ」機能を搭載。雨の日などに、衣類が乾いたあとに湿度が上昇し、衣類へ湿気戻りすることを防ぐ。

 また、ハイブリッド式の前年モデルで好評だった「ワイド送風」機能を、デシカント式のF-YZKX80でも採用した。送風幅が約165cmと広く、洗濯物を一列に幅広く干しても、しっかりと風が届くという。

昨年のモデルとくらべて送風幅が広くなった

 さらに、ハイブリッド式のF-YHKX120では、季節を問わず衣類の乾燥スピードが速く、日本電機工業会基準の測定で梅雨時は約43分、冬期でも約59分で、業界最速としている。

 両機種とも自動節電機能のエコナビおよび、部屋干し臭を抑えるイオン機能のナノイーを搭載している。

 F-YHXK120の本体サイズは370×225×580mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約13.9kg。最大消費電力は705W(50Hz)、725W(60Hz)。水タンク容量は約3.2L。本体カラーはシルバー。

 F-YZKX80の本体サイズは390×200×540mm(同)、重量は約8.6kg。最大消費電力は585W(50Hz)、590W(60Hz)。水タンク容量は約3.0L。本体カラーはホワイト。

ハイブリッド式、デシカント式、コンプレッサー式の除湿能力比較

伊達 浩二