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幼児2人と同乗できる小径タイヤの電動アシスト自転車

PAS Babby ターコイズ

 ヤマハ発動機は、幼児2人と同乗できる電動アシスト自転車「PAS Babby(パス バビー)」を、2月28日より発売する。希望小売価格は119,700円。

 小径タイヤで小回りが効き、ゴツくてカワイイ外観が特徴のPAS Babbyの2014年モデル。フレームや車体の設計を見直して、フロントにもチャイルドシートが装着可能となった。これにより、幼児2人との同乗を実現した。

 使い勝手の面では、リアキャリアにチャイルドシートを装着した時に子供の足や服を巻き込まない「大型ドレスガード」「チェーンガード」に加え、暗くなると自動で点灯するオートライト機能を備える。

フレームや車体設計を変更。チャイルドシートまでの高さが低いので、子供を楽に乗せられる
タイヤサイズは20型だが、ペダル1回転で進む距離は26型と同等

 急速充電器を採用し、これまで約4.5時間かかっていた8.7Ahリチウムイオン電池の充電が約2.5時間でできる。なお、2014年モデルのPASシリーズは、5.0Ah、8.7Ah、12.8Ahの3種類のリチウムイオンバッテリーに対応しており、他のPASシリーズとバッテリーを共有できる。

 本体サイズは1,775×580mm(全長×全幅)。本体重量は29.7kg。一充電あたりの走行距離は、強モードが31Km、標準モードが37Km、オートエコプラスモードが42Km。カラーはターコイズを新たに追加。マットブラック、トロピカルオレンジ、スノーホワイト、レッドの4色を継続して採用する。

マットブラック
トロピカルオレンジ
スノーホワイト
レッド

 ギアポジションに合わせてきめ細やかな制御を実現する機構「S.P.E.C.3」や、3種類のセンサーで走行状況と乗り手の動きを把握し走りをアシストする「トリプルセンサーシステム」、バッテリー残量や車速のほか、選択中の走行モードごとに残りの走行可能距離を表示する「3ファンクションメーター」など、従来から採用している機能は継承する。

中野 信二