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2013年の家電出荷金額は過去10年で最高
(2014/1/27 14:51)
日本電機工業会(JEMA)は、2013年12月および2013年暦年の国内出荷実績を発表した。2013年の家電出荷金額は、対前年比4.3%プラスの2兆2,893億円に達し、過去10年間で最高となった。
3月に発表された2013年の見通しでは、前年を下回る2兆1,256億円と見込まれていたが、省エネへの関心の高さと猛暑/残暑が要因となって、エアコンや電気冷蔵庫の出荷が好調だった。また、住宅の着工戸数が伸びたことにより、換気扇や食器洗い乾燥機などの住宅関連製品も好調だった。
特に、エアコンの出荷台数は対前年比19.1%プラスの901万台で、1972年の調査開始以来最高の出荷台数となった。また、電気冷蔵庫が2年連続のプラス、換気扇が4年連続のプラスとなっている。
それ以外の分野では、電気掃除機が3年ぶりのプラスで、とくにサイクロン式は対前年比20.1%と大きくプラスになっている。
一方、電気洗濯機やジャー炊飯器は前年を下回ったが、電気洗濯機は平均単価が上昇しており、金額ベースではプラスとなっている。
また、12月単月の出荷金額は7カ月連続で対前年を上回り、好調だった。年間の動向と同様に、エアコン、襟蔵庫、洗濯機が好調で、11月に続いて対前年プラスとなっている。とくに、エアコンは7カ月連続で、前年を上回った。