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首都圏の暖房はエアコンが主役。設定温度は28℃が最多

 LIXILは首都圏の既婚女性を対象に、暖房に関するインターネットアンケートを行なった。

 調査対象は、東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県の20代~60代の既婚女性。調査数は、各年代ごとに、マンション住まいと一戸建て住まいを同数として、合計で520名。

 使用している暖房用品では、1位がエアコン(66.0%)、2位がホットカーペット(39.8%)、3位がラグ(36.9%)、4位がこたつ(33.8%)、5位が石油ストーブ(26.3%)。

 1位のエアコンは、全体の3分の2を占めており、暖房器具としても普及している様子が伺える。5位の石油ストーブは、マンションでは12.7%と低いが、一戸建てでは40.0%とエアコンに続く普及率となっており、住居の種類によって普及度合いに差がある。

使用している暖房用品。電気製品以外も含む

 年代別に見ると、20代のエアコン使用率が高く、マンションでは80.8%、一戸建てでは73.1%となっている。全体的に見ても、マンション住まいの方がエアコンを使っている率が高い。

20代はエアコンを使う人が多い

 また、エアコンの設定温度は平均では24.7℃だが、実際の設定値は、28℃(21.4%)、25℃(13.6%)、20℃(11.6%)の順になっている。平均よりも高い設定で使っている層が、予想以上にあるようだ。さらに、31℃以上や17℃以下という回答もあり、極端に高い設定や低い設定で使っている人もいることがわかる。

設定温度の平均は約24.7℃だが、一番多いのは28℃

伊達 浩二