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パナソニック、小型化して持ち歩きやすくなった携帯用おしり洗浄器「ハンディトワレ・スリム」

~ペットボトルから給水できる

ハンディトワレ・スリム DL-P300

 パナソニックは、コンパクトで持ち運びに便利な携帯用おしり洗浄器「ハンディトワレ・スリム DL-P300」を9月21日より発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は10,000円前後。

 温水洗浄便座の無いトイレでも快適におしりを洗える携帯用洗浄器。新たに小型ポンプとマイコン制御を搭載し、従来モデルより小型化した点が特徴。水量を維持しながら、収納時の本体サイズを従来の72×69×202mm(幅×奥行き×高さ)から、45×45×154mm(同)とコンパクトにした。同社では、鞄やポーチに入れて持ち運びやすいとしている。

 また、電池の持ちも良くなった。電池寿命は約100回で、1日1回使用した場合には3カ月以上使える。長期の旅行時に便利という。

 使い方は、容量130mLの内蔵タンクに水または40℃以下のお湯を入れ、本体とつなぐ。ノズルを引き出して洗浄スイッチを入れると、ノズル先端からシャワーが噴き出す。

容量130mLの内蔵タンクに水を入れて使う

 機能面ではさらに、ペットボトルの水が使える「ペットボトル直結方式」を業界で初めて採用。本体内蔵のタンクから水を噴射するだけでなく、ペットボトル内の水を吸い上げて、たっぷりと使えるようになった。使い方は、水の入ったペットボトルを用意し、付属のアダプターで繋ぐ。同社では、外出先の洗面所の水道でタンクに水をいれるのが「面倒」「恥ずかしい」と感じる場合を考慮したとしている。

付属のアダプターでペットボトルと本体を繋ぐ
国内用と海外用の2種類が付属する

 運転モードは「HI/LO」の2段階から選べる。「HI」時の水量は、従来モデル「ハンディ・トワレ」とほぼ同等の350mL/分で、約20秒間使用できる。水を噴出するノズルは、5つ穴の「標準ノズル」と7つ穴の「ソフトノズル(ビデノズル)」を用意し、好みや用途に合わせて使い分けられる。

 運転音は静音性に配慮して約45dBに抑え、同社の温水洗浄便座「ビューティ・トワレWFシリーズ」の46dBとほぼ同等となっている。

カラーは、レッド、ピンク、バイオレット、ブルー、ターコイズグリーン、ブラック

 外観は、切子のようなカラフルなクリスタルデザインを採用した。カラーは、レッド、ピンク、バイオレット、ブルー、ターコイズグリーン、ブラックの6色を揃えた。

 本体重量は230g。付属品として、電源の単四形アルカリ乾電池2本、ストラップ、ノズル2種、ペットボトルアダプター2種が同梱される。

小林 樹