タイガー、“土鍋ごはん”の味わいを目指した高級炊飯器

圧力IH炊飯ジャー〈炊きたて〉JKP-G型

 タイガー魔法瓶は、“土鍋ごはん”の味わいを目指した高級炊飯器「圧力IH炊飯ジャー〈炊きたて〉JKP-G100/180」を発売した。希望小売価格は、5.5合炊きの「JKP-G100」が84,000円、1升炊きの「JKP-G180」が87,150円。

 同社の最高級炊飯器「波紋焼 土鍋釜」に次ぐ、高級クラスの炊飯器。大小2つの圧力ボールで、釜内部に2通りの圧力をかける独自の炊飯方法「可変W圧力土鍋炊き」と、内側と外側に遠赤外線効果の高い「熱封土鍋コーティング」を施した内釜を採用し、土鍋釜で炊いた“土鍋ごはん”の味わいを目指している点が特徴。

 新モデルでは、内釜だけでなく、内ぶたにも土鍋素材をコーティングし、上部からのヒーター加熱と蓄熱による遠赤加熱を強化した点が特徴。内釜との相乗効果でさらに“土鍋ごはん”の味わいに近づいたという。

 炊飯方式は従来機と同様「可変W圧力土鍋炊き」を採用。炊飯工程を4つにわけ、各工程で最適な圧力を変化させることで、加熱や米のα化(糊化)をコントロールし、ふっくらとした香り高いご飯に仕上げるという。

 炊飯メニューでは、通常の白米メニューのほか、白米メニューよりも電気代を抑えて炊飯する「エコ炊きメニュー」、時間をかけて美味しさを引き出す「極うまメニュー」、カレーやすし飯に合うよう、粘りを抑えて炊く「しゃっきりメニュー」を搭載。

 このほか、無洗米や雑穀米、玄米の炊飯にも対応。香ばしい「おこげ」を付けるメニューも用意される。また、パンの発酵から焼き上げができる「パン焼きメニュー」や、ポトフや肉じゃがが作れる「調理メニュー」も備える。

 5.5合炊きタイプの本体サイズは270×333×229mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は5.4kg。消費電力は1,210Wで、年間消費電力量は88.2kWh。本体カラーはブラック。

JKP-H型

 下位モデルの「JKP-H型」も発売した。希望小売価格は、5.5合炊きの「JKP-H100」が59,850円、1升炊きの「JKB-H180」が63,000円。JKP-A型と同様、可変W圧力土鍋炊きを採用するが、第3工程は省かれている。本体カラーはブラウン。






(阿部 夏子)

2012年8月9日 16:17