日立、“業界初”白熱電球80W相当の光が広がるLED電球
~昼光色タイプで1,160lm
一般電球形(E26口金)広配光タイプ |
日立アプライアンスは、明るくて光が拡散するLED電球「一般電球形(E26口金)広配光タイプ」を6月15日より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は昼光色相当の「LDA11D-G-A」と、電球色相当の「LDA11L-G-A」いずれも4,500円前後。
E26口金のLED電球。明るさと、電球のように光が広がる拡散性を両立した点が特徴。
まず明るさを向上するために、放熱面積を増やしてLEDモジュールの熱を効率的に逃す「スリット構造ボディ」を採用。これにより、昼光色相当タイプの全光束は白熱電球80W形相当の1,160lm、1W当たりの発光効率は101.7lm/Wに、電球色相当タイプでは、白熱電球60W形相当の810lmに高めた。両タイプともに、消費電力は11.4Wで、白熱電球60W形や40W形対応の器具にも使用できるという。
同社では昼光色タイプについて、国内のE26口金の広配光において、 “業界初”の白熱電球80W形に相当する明るさを実現したとしている。
光を広げるためには、LEDの光を広範囲に拡散させ、かつ光り方のムラを抑える「光拡散カバー」を採用した。さらに「スリット構造ボディ」によって、スリットの隙間から、口金の方向に光を拡散する。これらにより、白熱電球のような光りの広がりが実現できるという。従来のLED電球では光が届かなかったところまで光が当たるため、ペンダントやブラケットに取り付ければ、全体がきれいに光るという。
放熱効果と光の拡散効果のあるスリット構造ボディ | 光拡散カバーでLED光を広げる |
本体サイズは60×112mm(直径×高さ)で、重量は120g。定格寿命は40,000時間。消費電力は白熱電球60Wの約1/5となる11.4W。密閉型器具にも対応し、浴室でも使用できる。
(小林 樹)
2012年5月11日 13:50
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