ダイキン、帯電してホコリを絡め取るモップ付きの空気清浄機「キレイのしっぽ」

~使用後のホコリは空気清浄機が吸引

 ダイキンは、帯電してホコリを吸着するモップが付いた空気清浄機「光クリエール キレイのしっぽ」を、同社ウェブサイト「ダイキンの考えるお店」にて発売した。直販価格は34,800円。

光クリエール キレイのしっぽ本体側面に「帯電式ハンディモップ」が付属する

 適用床面積26畳の空気清浄機。最大7立方mの風量で空気を吸引し、プラスに帯電させたハウスダストや花粉を、帯電させたプリーツフィルターに吸着させる。さらに、同社独自の除菌技術「光速ストリーマ」を採用しており、菌やウイルス、アレル物質などを除去する働きのある活性種を生成して、吸い込んだ空気をキレイにする。

 「キレイのしっぽ」では、本体側面に「帯電式ハンディモップ」が付属した点が特徴。モップの「収納ボックス」からモップを引き抜く際に、モップに静電気が発生することで、部屋のホコリやハウスダスト、花粉、カビ、ダニなどが絡め取りやすくなる。

収納ボックスからモップを引き抜く際に帯電し、ホコリを吸着させる

 モップは繰り返し使える。使用後に空気清浄機をターボ運転にして、収納ボックスでモップを上下に数回動かすと、モップに付いたホコリが落とせる。細かいホコリは収納ボックス内部から直接空気清浄機が吸引する。大きなホコリは、収納ボックス底面の「ゴミBOX」に落ちる。ゴミBOXは水洗いできる。

帯電したモップは、空気清浄機をターボ運転にして、収納ボックス内で上下に動かすと、除電できる。同時に、モップのホコリをかき出すようにして落とせる

 同社では、空気中の汚れは空気清浄機の光速ストリーマ技術で、家具の上の汚れはモップで、それぞれ吸着するとしている。

 本体サイズは505×230×576mm(幅×奥行き×高さ)。本体重量は10.5kg。加湿機能は搭載していない。1分当たりの風量は最大7立方m。8畳を空気清浄する目安は11分。消費電力は6~58W。待機電力は1W以下。運転音は最大48dB。本体カラーはホワイト。フィルターの交換目安は、プリーツフィルターが約10年、バイオ抗体フィルターが約1年。

 なお本体には帯電式ハンディモップが1個付属するほか、別売りで1個につき1,260円でも販売される。






(小林 樹)

2012年5月8日 00:00