オムロン、15秒で素早く検温できる体温計

「電子体温計 MC-680 けんおんくん」

 オムロンは、約15秒で素早く検温できる体温計「電子体温計 MC-680 けんおんくん」を9月1日より発売する。希望小売価格は2,625円。

 温度センサーで体温を測定し、その数値から実際の体温を算出する予測式電子体温計。MC-680では、平均約15秒という早さで実測値の体温が表示できる点が特徴。先端の感温部と内部の高速応答センサーが体温をすばやく検知し、独自の分析・演算技術で高速演算処理して、体温を算出する。なお、予測検温終了後にそのまま脇に挟み続けると、実測値の体温の検知が始まる。

 検温が終了すると、「お知らせブザー」が鳴る。ブザー音は、高音と低音を組み合わせ、高齢者にも聞き取りやすい音を採用した。ブザーが鳴ると同時に、液晶画面の横のランプが15回点滅。ブザーを聞き逃しても、ランプの点滅を見れば検温が終了しているかどうかを確認できる。

約15秒で素早く検温でき、子供から大人まで、簡単に正確な検温をすることができるという

 先端の感温部には、わきの下でずれにくく、挟みやすい「フラット感温部」を採用。先端が平らでフラットな形をしており、短時間で体の熱をしっかり捉えることができるという。これにより、子供から大人まで、簡単に正確な検温をすることができるとしている。

 本体サイズは136.8×20×12.7mm(長さ×幅×厚さ)。本体重量は電池含めて約14g。電源はアルカリボタン電池LR41が2個。電池寿命は、予測検温だと約5,000回、実測検温では約1,700回。本体には、持ち運びや収納に便利な、抗菌樹脂を使用した収納ケースが付属する。







(小林 樹)

2011年8月29日 17:09