シチズン、暗い所でもバックライトで見やすい電子体温計

CTEB502

 シチズン・システムズは、暗い所でもバックライトで見やすく表示する電子体温計「CTEB502」を9月1日より発売する。希望小売価格はオープンプライス。市場想定価格は1,500円前後。

 温度センサーで体温を測定し、その数値から実際の体温を算出する予測式電子体温計。CTEB502は、同社の電子体温計として初めて、液晶部分にELバックライトを搭載した点が特徴となる。スイッチを押すと液晶のバックライトが点灯し、検温終了時にも自動的に再点灯するため、暗い場所でも検温結果が確認しやすい。

 体温の算出にかかる時間は約60秒。そのまま検温し続けると、約10分後に実測値の体温を表示する。

 機能面ではこのほか、前回の検温値を表示する「前回値メモリー」、スイッチを切り忘れても約30分後に自動的に電源が切れる「オートパワーオフ」機能も備える。

 手入れの面では、水で洗えて清潔に保てる「防水・抗菌仕様」となっている。

液晶部分にELバックライトを搭載し、暗いところでも見やすく表示する電池フタはコインで開閉できる

 本体サイズは、約20×125×12.5mm(幅×長さ×厚さ)。重量は約15g。電源はLR41電池1個。電池寿命は予測で約1,000回、実測で約500回。電池フタはコインで開閉できる。本体にはケースが付属する。

CTE501

 なお、バックライト機能を省略した普及モデルの電子体温計「CTE501」も同時に発売する。希望小売価格はオープンプライス。市場想定価格は1,300円前後。







(小林 樹)

2011年8月25日 15:04