タニタ、熱中症の危険度を示す「簡易熱中症指数計」

~デジタルタイプからアナログ式まで3機種をラインナップ
「簡易熱中症指数計」左からTT544、TT545、TT546

 タニタは、熱中症の危険度を示す「簡易熱中症指数計」3機種を6月中旬より発売する。今回発売するのは、デジタル表示タイプの「TT544」、据え置きと壁掛け両方に対応するアナログタイプの「TT545」、壁掛け用の大型アナログタイプの「TT546」の3機種。希望小売価格はTT544が3,675円、TT545が2,100円、TT545が2,625円。

 日本生気象学会が策定した熱中法の予防指針に沿った簡易熱中症指数計。気温・湿度・輻射熱を基に、熱中症の危険度を表示する。今回発売した3機種は昼間室内にいることが多い高齢者をメインターゲットとしたもので、いずれも自宅で使用することを想定している。

 TT544は、注意/警戒/厳重注意/危険と4段階ある注意ゾーンをランプとアイコンで示すデジタル表示タイプ。最大危険段階に達するとアラーム音で知らせる機能も備える。本体には電波時計も内蔵しており、置き時計としても使用できる。本体サイズは127×48×116mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は230g。電源は単三形アルカリ乾電池2本。

 アナログタイプのTT545とTT546は、温度計と湿度計の針の交点で危険段階を表示する。据え置き/壁掛け両用タイプのTT545のサイズは150×55×190mm(同)で、重量は96g。壁掛けタイプのTT546のサイズは200×40×240mm(同)で、重量は185g。いずれの機種も電源は不要。





(阿部 夏子)

2011年5月17日 16:00