東京電力、大井火力発電所内に21万kWのガスタービンを増設
東京電力は21日、大井火力発電所の敷地内に、ガスタービン発電設備を設置すると発表した。
ガスタービンの出力は、12.8万kWと8.1万kWが各1台で、合計約21万kWとなる。12.8万kWのガスタービンはタイのEGAT社より無償提供された。運転開始は、2011年7月の予定。
ガスタービン発電設備は、2台とも都市ガスを燃料としている。また、東京電力では東京都に対し、設備の排ガス基準について特例措置を要請しているという。
東京電力は、姉崎火力発電所に4月中に約0.6万kWのディーゼル、袖ヶ浦火力発電所に7月に約11万kWのガスエンジン、千葉火力発電所に8月から順次ガスタービンの設置を予定するなど、緊急設置電源の準備を行なっている。
大井火力発電所全景 | ガスタービン発電設備設置場所 |
(伊達 浩二)
2011年4月22日 00:00
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