三菱重工、「ダブル除菌」運転で空気をキレイにするエアコン

ビーバーエアコン RSMシリーズ

　三菱重工業は、空気をキレイにする「ダブル除菌」運転を搭載したエアコン「ビーバーエアコン RSMシリーズ」など全16機種を、2月中旬より順次発売する。価格はオープンプライスで、最高級モデルに当たるRSMシリーズの店頭予想価格は13万8千円～20万8千円前後。

　新たに搭載した「プラズマ4Dイオン」機能と、従来モデルから引き続き搭載する「バイオクリア運転」を併せた「ダブル除菌」運転により、室内の空気の質を高めることを狙ったエアコン。プラズマ4Dイオン機能は、空気に高電圧を加えることで発生したマイナスイオンを、立体気流に乗せて部屋に行き渡らせることで、部屋に漂うウイルスや菌を捕まえて除菌・抑制するというもの。ダニの活動や生活臭の抑制にも効果があるという。

　一方の「バイオクリア運転」は、室内機内部のフィルターの温度と湿度を高め、その後乾燥することで、菌やウイルスなどを抑制するという。同社では、この2つの除菌機能の効果により、部屋の空気をキレイにするとしている。

「プラズマ4Dイオン」と「バイオクリア運転」による「ダブル除菌」で、空気をキレイにするという

　また、人の居場所に合わせて16通りの空調ができる「エリア空調」機能、少ない電力で大風量を送り、遠くまで均一な風を届ける「ジェット運転」、フィルターの自動清掃機能も搭載する。さらに、コンプレッサーには新開発の「高性能ツインロータリーコンプレッサー」を採用している。

　リモコンには、現在の室温と温度、室外温度、消費電力量を表示する「見てみて機能」も搭載。エアコンの運転状況に応じて、省エネの度合いを3段階のアイコンで示す「エコレベル」も表示できる。

リモコンは、消費電力量や“エコ度”を示すアイコンが表示できる。運転状態をアニメーションで示す機能も

　このほか、室内機のサイズは、798×255×294mm(幅×奥行き×高さ)のコンパクトサイズに統一している。同社では、エアコンの清潔性と快適性が表現されたとして“ECOデザイン室内機”と称している。

　下位機種として、RSMシリーズに次ぐ高級モデル「RMシリーズ」、標準モデルの「TMシリーズ」も展開される。RSM/RM/TMシリーズのラインナップは以下の表の通り。