三洋、最短3.5時間で充電できる“eneloop lite”充電器

 三洋電機は、最短3.5時間で充電できる「eneloop lite(エネループライト) 充電器セット」を6月22日より発売する。希望小売価格は単三形eneloop lite 2個がセットになった「N-TGL01QS」が1,680円、単四形 eneloop lite 2個がセットになった「N-TGL0104QS」が1,580円。

単三形eneloop lite 2個がセットになった「N-TGL01QS」単四形eneloop lite 2個がセットになった「N-TGL0104QS」充電器本体

 ニッケル水素充電池「eneloop(エネループ)」シリーズのエントリーモデルとなる「eneloop lite」用の充電器。eneloop liteは、電池容量が少なく、価格も従来より約3割ほど安いシリーズ。単三形2本780円、単四形2本640円で発売される。発売日は6月22日。

【通常版eneloop(第二世代)との違い】
-eneloop liteeneloop
eneloop lite

eneloop
種類単三形単四形
公称電圧1.2V
定格容量950mAh1,900mAh550mAh750mAh
繰り返し使用回数2,000回1,500回2,000回1,500回
重量約19g約27g約11g約13g


 eneloop lite 充電器セットは、エントリーモデルの充電器でありながら独自の充電制御技術を搭載し、大電流で充電できるため、充電時間が短い点が特徴。充電時間は単三形eneloop liteで最短3.5時間、単四形で最短4.5時間となる。

 充電1回あたりの使用コストは、単三形で約0.5円、単四形で約0.45円。従来のeneloopをeneloop専用の充電器で充電した場合単三形で約2.5円、単四形で約0.5円だったため充電時のコストも節約できるとする。

 本体では一度に最大4本まで充電できるほか、従来のeneloopにも対応する。eneloopを充電した場合の充電時間は単三形で約7時間、単四形で約6時間。

 また、充電時の入力電圧はAC100~240Vまで対応したオートボルテージ機能付きで海外での使用も可能。そのほか、誤って乾電池を充電器に入れてしまった場合の「乾電池検出機能」も搭載する。

 本体サイズは65×28×105mm(幅×奥行き×高さ)。重量は約95g。





(阿部 夏子)

2010年4月5日 16:52