三洋、消費電力17Wのウイルスウォッシャー搭載加湿器

CFK-VWX05C

 三洋は、消費電力17Wのウイルスウォッシャー搭載加湿器「CFK-VWX05C」を9月1日より発売する。希望小売価格はオープンプライス。店頭予想価格は2万円前後。

 水を電気分解した際に生じるOHラジカル、次亜塩素酸といった物質で、空気中に漂うウイルスや菌を抑制する「ウイルスウォッシャー」機能を搭載した加湿器。CFK-VWX05Cでは、省エネ性能を高めるために熱を使わないヒーターレス加湿方式を採用している。

 ヒーターレス加湿方式は内部のフィルターが回転して、底部の加湿タンクの水を吸い上げ、中から風によって湿気を含んだ空気を送り出すという方式。これにより1日8時間使用した場合の1カ月の電気代は約90円となり、定格消費電力は17Wとなった。また、スチームファン式加湿方式などと比べ電気代は約96%削減できるという。

 またモーターには静音性能の高いDCインバーターモーターを採用。静音運転時の運転音は約18dBで、これは“業界トップクラス”にあたるという。

 運転モードでは、1時間から12時間まで1時間単位で設定ができる「12H入切タイマー」を新たに搭載した。そのほか、短時間で加湿したいときに便利な「急速加湿モード」、部屋のサイズに合わせて運転切替えができる「部屋サイズ切換機能」などを備える。

 また、子供による誤作動を防ぐ「チャイルドロック」機能も搭載する。

 本体サイズは、320×280×400mm(幅×奥行き×高さ)。重量は5.3kg。適応面積はプレハブ洋室で14畳まで、木造和室で8.5畳まで。1時間当たりの加湿能力は約500ml。給水タンクの容量は約4.5L。本体カラーはホワイトとダークブラウン。

 また、1時間当たりの加湿能力が約700mlの上位機種「CFK-VWX07C」も同時発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は28,000円前後。消費電力は32W。本体カラーはホワイト。

 下位機種として、部屋サイズ切換機能を省略した加湿能力約270mlの「CFK-VW03C」も同時発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は15,000円前後。本体カラーはホワイト。

加湿能力が約700mlの「CFK-VWX07C」加湿能力約270mlの「CFK-VW03C」




(阿部 夏子)

2009年8月19日 14:28