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日本ポータブル電源協会が発足 安全規格の整備へ

ポータブル電源業界の健全な発展と利用者の安心・安全の向上を目的として、「一般社団法人日本ポータブル電源協会(JPPSA:Japan Portable Power Station Association)」が2月3日に発足した。

ポータブル電源は近年、アウトドア・節電・防災アイテムとして、様々なニーズで活躍し、一般家庭でも家電並みに普及してきている。しかし現在、ポータブル電源市場においての安全対策については、各機器メーカーが利用者の利便性や安全性等を踏まえた措置を、個々に講じている状況にある。そこで、ポータブル電源の安全対策に必要な規格整備の取り組みに向けて、経済産業省協力のもと同協会が発足した。

同協会は、消費者に対して、ポータブル電源の安全な使用方法の啓発を行なうと同時に、危険な製品が市場に出回らないようにルールの策定や実施を目的に、活動していく予定。

代表理事はアンカー・ジャパンの井田真人 執行役員、理事はEcoFlow Technology Japan 長浜修 危機管理対策部部長・RV事業部部長、Jackery Japan 高橋勝利 代表取締役、BLUETTI JAPAN 川村卓正COO。このほか会員はエレコム、JVCケンウッド、ポスタリテイトの各社。