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オルベアから驚異的な軽さの11kg台ロードバイクe-bike「GAIN」 バッテリー容量350Wh

オルベアジャパンは、ロードバイクe-bike「GAIN(ゲイン)」の日本発売を開始した。グローバルでは2023年1月に発売されており、同年に英国「e-Road of the Year」を獲得したモデル。ラインナップは6車種で、価格は860,200円~1,536,700円。

ロードバイクとしての運動性能を確保するためにジオメトリーにも妥協せず、日本のライド環境にマッチさせるために最大35Cのタイヤクリアランスを確保したとする。昨年の「サイクルモード東京2023」で展示車をご覧になった読者もいるだろう。

ジオメトリーにも徹底的にこだわる
最大35Cのタイヤクリアランスを確保
「サイクルモード東京2023」で展示されていたモデル

完成車重量は11.5kg。今年の5月に発売されたトレック「Domane+ SLR 9」が11.8kgなので、現時点では日本で最軽量のe-bikeといえるだろう。Domane+ SLR 9はドイツのTQ社製ドライブユニットを搭載するが、GAINはMahle(マーレ)ドライブユニットを採用。コンパクトで軽量なのが特徴で、ボッシュと同じくドイツに拠点を置く自動車部品メーカーだ。

オルベア独自のチューンナップを施したドライブユニットはリアハブに搭載。ダウンチューブに内蔵される350Whバッテリーでの獲得標高4,000m、150㎞走行が可能(※体重70kgの場合)だという。

ドライブユニットはリアハブに搭載
バッテリーはダウンチューブに内蔵。前後ライトも標準装備

そして、日本のe-bikeでは唯一の「MyO(マイオー)」というカスタムプログラムに対応しているのが特徴だ。カラーはベースの3色展開に加えて、MyOで好みのフレームカラーにカスタマイズできる。サイズはXS~XXLまでを展開し、 パーツの選択やパーツサイズまでも選択でき、ライダーにフィットしたポジションの実現が可能だ。

そのカスタマイズができるメリットを最大限生かすためにも、型式認定は取得していないが、日本の道路交通法令に適合した仕様で出荷される。バッテリーの電気用品安全法(PSE)もきちんと取得。MyOカスタムの場合の納期は約2カ月。

ラインナップはシマノ105~Dura Ace仕様まで全6モデル。各モデルの価格は「GAIN M10i 20mph」(1,536,700円)、「GAIN M21e 1X 20mph」(1,167,100円)、「GAIN M20i 20mph」(1,167,100円)、「GAIN M31e 1X 20mph」(1,014,200円)、「GAIN M30i 20mph」 (983,400円)、「GAIN M30 20mph」(860,200円)。2025年2月にグラフィックの刷新が予定されており、オルベア販売店で確認できる。

GAIN M10i 20mph
GAIN M20i 20mph
GAIN M21e 1× 20mph
GAIN M20i 20mph
GAIN M30 20mph