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パナソニック、空間を邪魔しないシンプルな分電盤

住宅分電盤「FLEXIID(フレキシード)」

パナソニック エレクトリックワークス社は、住宅分電盤「FLEXIID(フレキシード)」を2025年3月21日に発売する。品番数は1,204。価格は工事費別で34,980円~238,700円(フリーボックス・リニューアルボックスを除く)。

「FLEXIID」は空間に美しく納まるデザインの住宅分電盤。デザイン性の向上と施工の効率化を実現した。

表面には特殊シボ加工を施し、マットで上質な印象を演出する。さらに、汚れが溜まりにくく掃除しやすいという。

サイズバリエーションは、家具やインテリアでもよく使用されている50mmピッチのモジュールを採用した。

カバー構造を見直し、設置に必要な天井・壁面との隙間ゼロを実現したという。横方向だけでなく縦方向でも設置できる。

インテリアに溶け込むデザインを採用した
空間にあわせて縦・横設置が可能

施工面の効率化にも配慮した。配線作業時にカバーを外した状態でも負荷名称を確認することが可能な構造を採用したほか、電圧設定のミスを防ぐため、分岐ブレーカ取り付け部の構造を見直し、200V通電確認のチェックを容易にしたとする。

同社によると、住宅内では太陽光発電システムやEV充電器など高容量の電気設備が増加傾向にあり、それに伴って分電盤の回路数も増加し、盤のサイズも大きくなっているという。そのため、同社ではデザイン性の向上と施工の効率化を両立させ、次世代の定番となる分電盤を目指して開発した。