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ジヤトコ製ドライブユニット搭載の電動アシスト自転車 ホダカから2025年に発売予定

ジヤトコ製ドライブユニットを搭載したTHERDBIKES(サードバイクス)のプロトタイプモデル

国内総合自転車メーカーのホダカは、ジヤトコ製ドライブユニットを搭載した電動アシスト自転車のプロトタイプモデルを公開した。量産を前提としており、2025年を目途に市場に投入する予定だとしている。

これまでにNESTO(ネスト)からe-MTB「X-VALLEY(クロスバレー) E6180」、THERDBIKES(サードバイクス)からクロスバイク「FESMOTOR(フェスモーター)」、KhodaaBloom(コーダーブルーム)からはホンダとワイズロードのスマチャリ「RAIL ACTIVE-e(レイル アクティブ イー)」を展開している。

THERDBIKESの車体で開発されたプロトタイプ

ジヤトコは、これまでに1億2,900万台以上のオートマチックトランスミッションを世界中に送り出してきた自動車のトランスミッションメーカー。クルマの電動化に伴い、今後、e-Axleなどの電動パワートレインを市場に供給する計画だという。また、自動車の電動パワートレインの技術を活かし、電動アシスト自転車用にモーターと変速機を一体にした2-in-1のドライブユニットも開発している。今後は、ホダカにドライブユニットを供給し、同社の競争力のある電動アシスト自転車の開発・生産・供給に貢献するという。

ドライブユニットはリアハブに内蔵されている

ホダカ 取締役 企画開発部 部長 雀部庄司は「ジヤトコのドライブユニットはモーターと変速機が一体となった2-in-1システムであり、コンパクトかつ自由度の高い設計が可能です。また、自動車のトランスミッションで磨かれた高い品質にも期待しています」と語っている。