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ミニ四駆をスマホで操作できる改造キット、Cerevo

ミニHack!

Cerevoは、「Cerevo 電子工作キット」シリーズから、タミヤ製のワイルドミニ四駆をスマートフォンで操作できるように改造できるキット「ミニHack!」を、7月11日に発売した。直販サイトでの価格は9,900円。

はんだ付けなどが不要なため、電子工作の経験がない、小さな子供でも簡単に組み立てやすくなっている。ただし、ニッパーやピンバイス(3mm)、プラスドライバー、マイナスドライバーなどが必要。

キット内容

スマートフォンからの操作に必要な基板のはんだ付けや、ソフトウェアの書き込みを出荷時に行なっているため、筐体の加工や組み立てといった工作のみで、ミニ四駆を改造できる。

またNFCを搭載したスマートフォンを、本体のNFCタグにかざすだけで、接続設定が簡単に行なえる。

完成後には、スマートフォンのスワイプ操作で、ワイルドミニ四駆を前後左右や斜め方向に動かせる。

出荷時にソフトウェアが書き込み済みの基板
ワイルドミニ四駆のカスタマイズ例

同社が販売中の既存モデル「MKZ4」から改造キットの基板を一新しており、上級者向けの機能としてモーター追加にも対応。はんだ付けなどの工作をしてモーターを追加すれば、左右それぞれ別々に挙動するキャタピラーを使ったカスタマイズも行なえる。

なお、MKZ4も併売し、小さな子供や初心者は新製品のミニHack!を、電子工作を楽しみながら学びたい人はMKZ4といった、レベルに合わせたキット選択ができるようになった。