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デロンギ、豆から挽く本格エスプレッソメーカー 家でもバリスタの所作
2024年4月16日 13:13
デロンギ・ジャパンは、コーヒーを好みのスタイルで淹れられる「デロンギ ラ・スペシャリスタ・アルテ グラインダー付きエスプレッソ・カプチーノメーカー EC9155J」を4月26日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は128,000円。
豆を挽く工程から、粉を押し固めるタンピング、エスプレッソ抽出、ラテアートまで1台で行なえるマシン。全自動コーヒーメーカーとは異なり、タンピングの度合いなど細かな調整が行なえて、好みのスタイルを追求できることから、家でプロのバリスタのような所作を楽しみたいこだわり派を主なターゲットとしている。
2022年に発売したハイエンドモデル「デロンギ ラ・スペシャリスタ・プレスティージオ グラインダー付きエスプレッソ・カプチーノメーカー EC9355J-M」と同様にグラインダー機能を備える一方で、タンピングするためのレバーは省き、付属のタンパーとタンピングガイドを使う。「プレスティージオ」の本体デザインは高級感を持たせた外観で、新しい「アルテ」は、よりコンパクトな設置スペースで気軽にバリスタ気分を楽しめるモデルとなっている。
豆を挽くグラインダーはコーン式で、8段階の調整が可能。低速回転で摩擦熱を抑えながら均一に挽き、揮発性のアロマを損なわずコーヒー豆本来の風味を活かすという。
タンピングガイドに従ってレベリング(挽いた後の粉をならす)、タンピング(押し固め)を調整でき、蒸らしの時間も3段階で変更可能。タンピングの度合いで抽出時の圧力が変化するなど、調整がそのまま結果に表れるという。タンピングマットも付属する。
抽出時は、温度制御システムにより安定した湯温を確保。抽出温度は豆や好みに合わせて3段階から選べる。ポンプ圧は15気圧。エスプレッソ以外にも、アメリカーノと給湯のメニューが利用できる。抽出量の設定も可能で、抽出ボタンを長押しして離すと、その量にできる。
ミルクメニューにも対応。ミルクフロッサーは好みに合わせて空気の量を調整でき、きめ細かく滑らかなフォームミルクを実現。ラテアートにも適しているという。ステンレス製のスチーム管は二重構造になっており、外側が高温になりにくく、手入れしやすくなっている。
本体サイズは285×370×400mm(幅×奥行き×高さ)、重量は8.8kg。給水タンクの水量は1.7L。消費電力は1,450W。電源コード長は2m。カラーはブラック「EC9155J-B」とホワイト「EC9155J-W」の2色。
フィルターホルダー、1杯用フィルター、2杯用フィルター、ミルクジャグ、エスプレッソカップ受け、クリーニングブラシ、フロッサークリーニングピン、水硬度チェッカー、コーヒーマシン用除石灰材などが付属する。