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ハイコーキ、アプリで回転数を変えられるインパクトドライバー
2024年2月25日 11:05
工機ホールディングスジャパンは、電動工具ブランド「HiKOKI(ハイコーキ)」から、コードレスインパクトドライバー「WH 36DD」を2月21日に発売した。価格は83,000円(税別、バッテリー含む)。
36Vのインパクトドライバー。小ねじ、タッピングねじ、木ねじ、ナゲシビス、テクス、ヘクスねじなどへの締付け、緩めボルト、ナットなどの締付け、緩め作業に用いられる。なお、木材などの穴あけには別売部品のドリルチャックアダプタセットを使用する。
従来品からヘッド長を3mm短くしたコンパクトボディを採用。狭い場所で作業する際の取り回しがさらに向上した。
モードは「ソフト」「パワー」「テクス」「ボルト」のほか、「HiKOKI TOOLSアプリ」に接続すると使える「細ビス」を新たに搭載した。打撃メカニズムを電子制御しカムアウトを低減するため、繊細な作業に最適だとする。このほかアプリを使うことでスイッチの遊びや回転数を自由に調節できる。
操作パネルには、バックライトを搭載。暗所でも視認性がよいため、モードをラクに切り替えられるという。
LEDライトを3灯から9灯にし、ビットの影を気にすることなく作業をできるようにした。本体のスイッチパネルでライトの照度を「強/中/弱」に切り替え可能。また、アプリを使えば、さらに詳細な設定が可能。
このほか、IP65相当の防じん・耐水性を兼ね備えた新収納ケースを用意。小物入れのフタを閉じると自動で簡易ロックがかかるため、ラッチの閉め忘れによる小物のバラまきを防止。また、側面に手をかける溝を設けているため、側面からも引き出せるとする。
本体サイズは、118×29×243mm(全長×センタハイト×高さ)、重さは1.6kg。電池カバー2個、ねじ頭や刃先の損傷を防ぐ「力こぶビット」、ケースが付属する。カラーバリエーションはアグレッシブグリーン、ストロングブラックのほか、近日発売のフォレストグリーン、スコーピオンレッド、スパイダーイエローの5色を用意する。