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ダイキン、体を芯から温める遠赤外線ハイブリッドセラムヒート
2023年12月4日 12:30
ダイキン工業は、遠赤外線暖房機「ハイブリッドセラムヒート WRH134AS-H」を10月に発売した。価格はオープンプライスで、直販価格は73,000円。
遠赤外線と温風を組み合わせた「ハイブリッド自動」運転を搭載した電気ヒーター。起動時に温風で足元から素早く温めたのち、徐々に温風のパワーを抑えながら、遠赤外線運転に切り替わる。寒い朝でも素早く温まるだけでなく、遠赤外線の効果でぬくもりが持続するという。
遠赤外線の中でも体に吸収されやすい波長域(3~20μm)を使用。熱量の90~95%が体に吸収され、体の分子を振るわせ発熱させることで、体を芯から温めるとする。
「ハイブリッド自動」運転のほか、「遠赤外線(輻射)」と「温風」それぞれの単独運転も可能。また、人の不在を検知して約10分後に遠赤外線と温風の出力を250Wに抑える「人感センサーモード」も用意。出力抑制後さらに約5分、人を検知しなかった場合は自動で運転を停止することでムダ使いを防ぐという。
消費電力を抑える省エネ機能も搭載。「ハイブリッド自動」運転および「輻射」運転時に、エアコンや床暖房などほかの暖房機と併用し、室温が約22℃に到達した場合は自動で遠赤外線の出力を抑え、消費電力を約27%抑えられるという。また「温風」運転時は、吹出温度が80℃を超えると自動で温風の出力を抑制する。
安全面にも配慮し、前面パネルから空気を吸い込むことで、パネルの温度上昇を防ぐ「パンチングパネル構造」を採用。「ひかえめ」モード時の表面温度は50℃以下としている。このほか、チャイルドロックや二重転倒OFF機能も搭載する。
本体カラーは暖炉をイメージしたダークグレーを採用。シルエットも暖炉型で、インテリアにも調和するようにした。
本体サイズは500×226×522mm(幅×奥行き×高さ)。重量は10kg。電源コード長は3m。消費電力は0.25~1.25kW。運転音は最大40dB。