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夏の修善寺温泉をe-bikeでゆったり巡るガイドツアー。7月22日

メリダジャパンは、MERIDA(メリダ)の展示・レンタル施設「MERIDA X BASE」で、2023年1月から毎月「伊豆半島の魅力を堪能できる12のサイクリングツアー」を開催している。

2月に開催されたガイドツアーの動画
1月に開催されたガイドツアーの動画

7月のツアーテーマは「伊豆七不思議探索サイクリングツアー!~修善寺温泉発祥の湯の不思議に迫る~」。伊豆半島に伝わる七不思議スポットをe-bikeで巡るサイクリングツアーの第3弾で、伊豆最古の温泉と言われている「独鈷の湯」と修善寺温泉街をゆっくりと散策する。開催日は7月22日(土)。料金は11,000円。詳細や申し込みはMERIDA X BASE予約ページじゃらんnetで確認できる。

すべてのツアーで走行距離45km以下、ツアーにはe-bikeを使用するなど、スポーツバイク初心者でも楽しめるプログラムだが、今回は以下の見どころを巡る全行程が約16kmのコースになっている。

修禅寺温泉の中心を流れる桂川の河畔に沸く、修善寺温泉発祥の湯が「独鈷の湯」。807年に修善寺を訪れた空海(弘法大師)は、病気の父の身体を冷たい桂川の水で流している少年の孝行に心を打たれ、持っていた仏具のひとつである独鈷杵(とっこしょ)で川の岩を打って霊泉を湧き出させたと言われている。この湧き出た湯で父の病気を治療するよう空海が説くと、たちまち父の病が平癒したと伝えられており、その後この噂がしだいに広まり、「独鈷の湯」が温泉療養の場として利用されるようになったという
対岸にある独鈷の湯公園内には「独鈷の湯」の名前の由来になった言い伝えにまつわる「湯かけ稚児大師」の像がある。治癒したい部分にお湯をかけると早く治ると言われている
真言宗の開祖である弘法大師空海が807年に創建したと伝えられている「福地山 修禅寺」。鎌倉時代には北条氏が帰依したことから寺運が隆盛となり、堂塔が連なる大寺となった。隣接する宝物館では、昭和36年に修善寺裏山から出土した長さ24cmの金剛製独鈷杵が保管されている。空海のものとは限らないが、平安時代に使われていた密教仏具の出土からこの地が真言密教の修験の地であったことがわかる
修禅寺の町の中心を流れる桂川沿いにある「竹林の小径」。修善寺のシンボルである独鈷の湯の脇を通り抜けた先の朱塗りの橋が美しい桂橋から楓橋、さらに上流の滝下橋にかけての約300mの散策路。道の左右には見事な竹が立ち並び、石畳の道がとても美しい散策路になっている。撮影スポットとしてもオススメ