真言宗の開祖である弘法大師空海が807年に創建したと伝えられている「福地山 修禅寺」。鎌倉時代には北条氏が帰依したことから寺運が隆盛となり、堂塔が連なる大寺となった。隣接する宝物館では、昭和36年に修善寺裏山から出土した長さ24cmの金剛製独鈷杵が保管されている。空海のものとは限らないが、平安時代に使われていた密教仏具の出土からこの地が真言密教の修験の地であったことがわかる

真言宗の開祖である弘法大師空海が807年に創建したと伝えられている「福地山 修禅寺」。鎌倉時代には北条氏が帰依したことから寺運が隆盛となり、堂塔が連なる大寺となった。隣接する宝物館では、昭和36年に修善寺裏山から出土した長さ24cmの金剛製独鈷杵が保管されている。空海のものとは限らないが、平安時代に使われていた密教仏具の出土からこの地が真言密教の修験の地であったことがわかる