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マキタから万能な農具が発売、1台で何役にもなるバッテリー式管理機

バッテリー駆動で耕うんや除草などが行なえる管理機

マキタは、耕うんなど様々な農作業に一台で対応するバッテリー駆動式の「充電式管理機 MKR001G」を発売した。爪形状がスターローターの「MKR001GZA」と、ローターの「MKR001GZB」をラインナップ。価格は順に216,500円、205,400円(いずれも税別)。

スターローターの「MKR001GZA」
ローターの「MKR001GZB」

マキタの充電式工具に使う40Vの「40Vmax リチウムイオンバッテリ」で稼働する、「40Vmaxシリーズ」の管理機。

土の中に空気や肥料を取り込むために土を深く掘り起こす「耕うん」ができるほか、別売のアタッチメントに付け替えることで、通気性や排水性を高くするために土を盛り上げる「うね立て」、うねの間の土を柔らかく戻す「中耕」、雑草を取り除く「除草」など様々な農作業が1台で行なえる。

高トルクのハイパワーブラシレスモーターを搭載しており、エンジン式同等というパワーを実現。バッテリー駆動のため排ガスがなく、ビニールハウス内でも気兼ねなく使用できるという。

1台で耕うん/うね立て/中耕/除草ができる

耕うん幅はスターローター585mm/ローター550mmと広く、一度で広範囲の耕うんができる。バッテリーは2個まで装着でき、1個目のバッテリー残量がなくなると自動で2個目のバッテリーに切り替わるため、長時間の作業にも対応する。別売の8.0Ahタイプ「BL4080F」を2個使用した場合の連続運転時間は約60分。

車輪付きで移動しやすく、ハンドルを折りたたんでコンパクトに運搬できる点も特徴とする。突然雨に降られても運転可能な防水設計で、ローター部は水洗いできる。

本体サイズと重量は、スターローターが1,220×590×1,020mm(幅×奥行き×高さ)/27kg、ローターが1,220×550×1,020mm(同)/24kg。

バッテリー1個で稼働し、2個まで装着可能
移動用車輪付き。コンパクトで軽自動車にも入れられる