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エレクトロラックス史上最軽量のスティック掃除機が登場

UltimateHome 700

エレクトロラックス・ジャパンは、本体が1.9kgと同社史上で最も軽量化したコードレススティッククリーナー「UltimateHome 700」シリーズを、2月17日に発売する。ラインナップは、本体カラーにウォルナットブラウンを採用した「EFP71525」と、同じくシェルホワイトの「EFP71524」。価格はオープンプライス。店頭予想価格は順に78,100円前後、62,700円前後。

なお「EFP71525」と「EFP71524」は、本体カラーのほか付属するノズル(クリーナーヘッド)が異なる。

ウォルナットブラウンの「EFP71525」
ウォルナットブラウン「EFP71525」の付属品
シェルホワイトの「EFP71524」
シェルホワイト「EFP71524」の付属品

小型でありつつパワフル

本体が1.9kgと同社モデルにおいて軽量ながら、パワフルな吸引力でゴミ除去率99%を実現している点が特徴。

集じんはサイクロン方式で、多層フィルターや排気フィルターを組み合わせた「5ステップ・フィルトレーション・システム」により、ゴミと空気を分離。同システムによりクリーンな排気を実現し、窓を開けずに掃除できるという。また排気が、ハンドルの横から抜ける構造とし、掃除中に排気が顔に当たる不快さがないという。

なお、本体を軽量化しながら吸引力を維持するために、既発売の上位モデルUltimateHome 900に比べてノズルを細くしているほか、ヘッドもよりコンパクトになっている。

本体が1.9kgで、取り回ししやすい
集じん方式にはサイクロン方式を採用
5ステップ・フィルトレーション・システムのイメージ

運転モードは「低電カ」、「通常」、「最大」のほか「オートモード」を備える。

「オートモード」では、床の種類によって吸引カを自動調整する。また別売の「パワープロモップノズル」へ取り換えると自動で水拭きモードに設定される。

本体の操作パネル。ボタン操作により、運転モードを切り替える

掃除する場所ごとに最適なノズルを付属

先端に接続させるクリーナーヘッド(ノズル)は、「パワープロフロアノズル」を両機に付属。フローリングの隙間のホコリもしっかり吸引し、ハードフロアの隅々までしっかり掃除できるとする。

従来機のノズルと比べて、面積が35%コンパクトになり狭い場所の掃除もしやすい。また、毛が絡みづらく、手入れが簡単だという。

この他「ブラシノズル」、「ソフトブラシノズル」、「アングルノズル」、「すき間ノズル」が付属する。

両機に付属する「パワープロフロアノズル」
ホコリもしっかりと取り除ける

ウォルナットブラウン「EFP71525」にのみ付属するのが、「パワープロマルチサーフェスフロアノズル」と「UVベッドノズル」(シェルホワイト「EFP71524」には付属しない)。

「パワープロマルチサーフェスフロアノズル」は、硬い素材のブラシが、回転しながらカーペット上のゴミを強力にかき取る。カーペットだけでなく様々な床で使用できるとし、オートモード運転を選択すると、床の素材に合わせて吸引力を自動で調整する。

そのほか、「パワープロマルチサーフェスフロアノズル」の横に配置されたペダルを踏むと、しゃがまずにノズルを取り外せる。

ウォルナットブラウン「EFP71525」にのみ付属する「パワープロマルチサーフェスフロアノズル」
カーペット上のゴミを強力にかき取る
ノズルの横に配置されたペダルを踏むと、しゃがまずにノズルを取り外せる

「UVベッドノズル」は、ベッドやソファなどをしっかり掃除したい時に使う。ダニやイエダニに匹敵する1.0μmサイズの、小さな粒子まで除去するという。

また、別売の「パワープロモップノズル」を使えば、水拭きも行なえる。回転するパワープロモップパッドが食べこぼしや頑固な汚れを取り除き、掃除後にはモップ部分を取り外して洗えば、繰り返し使用できる。

別売の「パワープロモップノズル」
並列した2つのモップが回転して、床面を水拭きしていく
2種類のノズルと、別売のモップノズルを装着して吸引力を試してみた

着脱可能で、バッテリー交換が容易

ウォルナットブラウンの「EFP71525」とシェルホワイトの「EFP71524」の両機ともに、専用の自立式充電ステーションを付属。すべての付属ノズルを収納できる。

充電ステーションには、クイックリリースボタンを搭載。充電ステーションに設置したままで、同ボタンを押しながらクリーナー本体を持ち上げると、ハンディクリーナーの状態で引き抜ける。

専用の自立式充電ステーションが付属する
付属ノズルを収納可能
充電ステーションには「クイックリリースボタン」を搭載
ボタンを押しながらクリーナー本体を持ち上げると、ハンディクリーナーの状態で引き抜ける

ハンドル部には、ユーザーがワンボタンで取り外せるリチウムイオンバッテリーを採用。

ワンボタンで取り外せるリチウムイオンバッテリーを採用
本体ハンドルの後部にバッテリーが装着されている

同社の従来機では、バッテリーが本体に内蔵されていたため、バッテリー性能が落ちた場合には、本体ごと買い換える必要があった。新モデルでは、別売アクセサリーとして専用バッテリー「ZE167」が用意されているため、ユーザーが気軽に交換可能だ。同社の洞口裕哉さんは、今回の仕様変更について、次のように語る。

「従来機ではバッテリーのみの交換が行なえませんでしたが、今回はサスティナビリティを考慮して、バッテリー交換を可能にしました。このバッテリーについてだけでなく、新モデルでは様々な点で、サスティナビリティを重視しています」

その一例が、本体にリサイクルプラスチックを多用していること。新モデルでは、本体プラスチックパーツにおけるリサイクルプラスチックの含有量を、「ウォルナットブラウン」モデルで70%、「シェルホワイト」で60%にまで高めている。

また前述の洞口さんによれば、単にリサイクルプラスチックを多く採用しただけではない。同機を処分した後に再度リサイクルしやすいよう、プラスチックパーツに塗装を行なわないなどの工夫をしているという。

エレクトロラックス・ジャパン、商品企画部部長の洞口裕哉さん
リサイクルプラスチックを多用したうえ、再度リサイクルしやすいように考慮された作り

本体サイズは224×235×1,008mm(幅×奥行き×高さ)、充電ステーションセット時は260×265×1,025mm(同)。本体の重さは1.9kg。充電時間は約4.5時間。連続使用時間は、通常モードで約20分、最大モードで約10分、低電カモードで約40分。集塵容量は300ml。

なお発売記念のプレゼントキャンペーンを実施する。コードレススティッククリーナー「UltimateHome 700」シリーズを、店頭または同社公式サイトで購入のうえ、製品登録を行なった人が対象。先着1,000人に、水拭き用回転モップ「パワープロモップノズル」がプレゼントされる。

先着1,000人に、水拭き用回転モップ「パワープロモップノズル」がプレゼントされる、キャンペーンを実施する