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容量を増やせる大型ポータブル電源。出力5,000Wで非常時も心強い

「BLUETTI AC500」と拡張バッテリー「BLUETTI B300S」

BLUETTI(ブルーティ)は、定格出力5,000Wのインバーターを内蔵する「BLUETTI AC500」と、拡張バッテリー「BLUETTI B300S」を組み合わせて使うポータブル電源を、12月末に発売する。予約受付は11月25日から。価格は498,000円

同機は、非常時に送電のない地域での、家庭用電源として活躍するとしている。長寿命や安定性の高さを特徴とするリン酸鉄リチウムイオン電池を使用している。

「BLUETTI AC500」と「BLUETTI B300S」
非常時の家庭用電源として活躍する

5,000WのAC純正弦波インバーターを搭載した「AC500」と、拡張バッテリー「B300S」または従来品の「B300」と組み合わせて使う。「AC500」と接続できる「B300S」は、3,072Whの大容量バッテリー。

「AC500」は最大6台の「B300S」と接続でき、その場合の総容量は最大18,432Whとなる。同社によれば「B300S」を2台以上組み合わせると、1台のポータブル電源で6,144Whの製品を製造するよりも小型になるという。制御する本体(AC500)とバッテリー(B300S)を分けることで、大容量でありつつ小型軽量化を実現。また、シーンに合わせて接続するバッテリー容量(個数)を選択できるという利点もある。

「AC500」のAC出力は3ポート、USBはType-Cが2ポート、Type-Aが4ポート。DC出力(12V/24V)やワイヤレス充電(15W×2)にも対応する。「B300S」の出力ポートはUSB Type-CとType-A、DC(12V)を各1ポート備える。

家庭用コンセント、ソーラー発電、発電機、鉛蓄電池からの充電に対応。AC(家庭用コンセント)とPV(ソーラー発電)のデュアル充電の場合は、最大入力が8,000Wに達し、最短1.5時間で容量3072Whの「B300S」をフル充電できるとする。なお「AC500」は、優れたMPPTソーラーインバーターを内蔵するため、最大3,000Wのソーラー入力が可能だ。

また専用アプリで、電源のオン/オフや充電状態を確認できるほか、製品本体のファームウェアを最新版へ更新できる。

最大3,000Wのソーラー入力が可能
専用アプリで、電源のオン/オフなどが行なえる

「AC500」の本体サイズは520×325×358mm(幅×奥行き×高さ)で、重さは30kg。瞬間最大出力量は10,000W。

「B300S」の本体サイズは520×320×266mm(幅×奥行き×高さ)で、重さは36.1kg。