ニュース

サーモス初の「保存調理」容器。冷凍冷蔵とレンジ対応

サーモス My フードコンテナーの角形

サーモスは、同社初となるパッキン付きの保存容器「サーモス My フードコンテナー」を8月21日に発売する。角型「KC-SAシリーズ」と丸型「KC-RAシリーズ」で容量300~1,500mlの計7製品を用意。価格はオープンプライスで、直販価格は550円~1,430円。

左が角形「KC-SAシリーズ」、右が丸形「KC-RAシリーズ」

いずれも冷蔵/冷凍で食品を繰り返し保存できるほか、電子レンジで調理も可能な容器。下味を付けて冷蔵/冷凍保存してそのままレンジで加熱したり、フライパンで仕上げるといった「保存調理」にも適しているという。なお、丸型のフタは電子レンジ非対応。

新型コロナによる自粛期間に家庭での調理が見直される中で、料理を作って持ち運ぶだけでなく「保存から調理」「調理から保存」を快適に行なえるために、サーモス初となる保存容器を製品化。フライパンやスープジャーと組み合わせた保存調理を提案する。製品のパンフレットで、1週間分の作り置きができる「保存調理レシピ」も紹介している。

蒸気弁付きの角型「KC-SAシリーズ」

角型の「KC-SAシリーズ」は、サーモス独自の蒸気弁と一体構造のパッキンを採用。蒸気弁を開けることでフタをしたまま電子レンジで温められる。蒸気弁がパッキンと一体型のため、蒸気弁を紛失するリスクが少ない。中身が見やすい半透明で、使わない時は重ねてコンパクトに収納できる。食洗機でも洗える。

蒸気弁とパッキンが一体型のため、蒸気弁を紛失しにくい
フタを開けたところ

保存容器は100円ショップなどの低価格なものも人気だが、サーモスは前述した独自のパッキンや、手入れのしやすさ、耐久性の高さを特徴として差別化した。パッキンのみの販売もしており、パッキンが劣化した際には取り替えて本体を繰り返し使える。

本体サイズは、容量380mlの「KC-SA380」が12.5×9.5×6cm(幅×奥行き×高さ)、600ml「KC-SA600」が14×11.5×6.5cm(同)、800ml「KC-SA800」が14×11.5×8.5cm(同)、1,500ml「KC-SA1500」が24.5×17×6cm(同)。重量は380~800mlが100g、1,500mlが300g。

ラインナップ

【ラインナップと直販価格】
380ml「KC-SA380」550円
600ml「KC-SA600」770円
800ml「KC-SA800」1,100円
1,500ml「KC-SA1500」1,430円

冷めてもフタを開けやすい丸形「KC-RAシリーズ」

丸形「KC-RAシリーズ」

丸型のKC-RAシリーズは、サーモスの「真空断熱スープジャー」での知見を活かした減圧対策設計を採用。熱いものを入れた後に中身が冷めて減圧状態になっても、フタが簡単に開けられる仕様となっている。パッキンはタブ付きで着脱しやすく、においもれも防ぐ。食洗機にも対応し、使用後は重ねてコンパクトに収納できる。

パッキンを外して洗える
開けやすさに考慮したフタの構造

本体サイズは、容量300mlの「KC-RA300」が11.5×11×5.5cm(幅×奥行き×高さ)、500ml「KC-RA500」が11.5×11×8.5cm(同)、700ml「KC-RA700」が11.5×11×12cm(同)。重量はいずれも100g。

ラインナップ

【ラインナップと直販価格】
300ml「KC-RA300」660円
500ml「KC-RA500」770円
700ml「KC-RA700」990円