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シンクが食洗機になる超音波洗浄機。工事不要で持ち運びも
2021年12月8日 13:05
Brand Design Plusは、毎秒40,000回の超音波振動で真空の泡を発生させる超音波食洗器「The Washer Pro」を、マクアケで予約販売を開始した。価格は99,600円のところ、マクアケでは33%オフの66,700円から購入可能(12月8日時点)。
操作パネルなどを搭載する本体と、超音波発生器とで構成される超音波食洗器。家庭のシンクに設置するほか、洗い桶などでも使えるため、電源があればキャンプの食器洗いにも使用できる。
シンクに水を張り、超音波発生器を水の中に入れる。食器などの洗い物をシンクに浸けて、本機の開始ボタンを1回押して、コース選択すると洗浄が開始。30秒から数分で、洗浄が完了するという。
仕組みは、毎秒40,000回の超音波振動により真空の泡を水の中に発生させる。その泡が押しつぶされた時に起こる強力な衝撃波で、食器などの汚れを直接破壊するという。目に見えないマイクロバブルが、細かい隙間に溜まった汚れまで落とすとする。
超音波洗浄は洗剤なしでも、食器などを洗浄可能。また洗剤を使うことで、超音波の物理的作用と洗剤の化学作用が組み合わさり、相乗効果によって頑固な汚れまで落とすという。
同社によれば、これまで超音波の洗浄原理はメガネや小物などに応用されてきたが、出力が低いため、素早く食器をキレイにするのは無理だったとする。一方の「The Washer Pro」は、350Wでパワフルな洗浄を実現。20倍の出力で作った数え切れないほどのマイクロバブルが、一気に破裂する時の衝撃波で、汚れを秒速で破壊して落とすという。
形状が複雑な食器から耐熱性が弱い食器まで洗浄でき、日常生活におけるほとんどの食器に対応可能だとする。
また洗いにくいカニや貝類、魚のぬめりを取る「海鮮洗浄機能」、野菜やフルーツに付いた農薬を除去する「農薬除去機能」を搭載。幼児向け玩具やペット用品、キャンプ道具の洗浄にも利用できるという。
本体サイズは215×75×172mm(幅×奥行き×高さ)、超音波発生器のサイズは239×50×109mm(同)。電源は100V(50/60Hz)。定格消費電力は350W。超音波周波数は40kHz。