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ブラジャーを洗濯機で洗うのはNG? トリンプが正しい下着の洗い方を紹介
2021年6月30日 13:49
トリンプ・インターナショナル・ジャパンは29日、ブラジャーの正しい洗濯方法や適した洗剤を公開。ランジェリーはとてもデリケートなため、カップやワイヤーが歪まないように手洗いすることで、お気に入りの下着を長持ちさせられるという。
同社が10代以上の女性2,633名を対象に行なったアンケート調査によると、ブラジャーを洗濯機の通常コースで洗っている人は全体の61%にのぼった。その際、下着以外のものと一緒に洗う、一般的な液体洗剤を使用するという回答も半数以上集まったが、これらはワイヤー入りブラジャーにとって、すべてNG行為に該当するという。
ブラジャーは多くのパーツと繊細なレースで構成され、とてもデリケートなため、洗濯機でほかの衣類とともに洗うと型崩れを起こしてしまうとする。自分の体型にぴったりフィットする下着を選んでいても、カップやワイヤーが歪んでしまうとボディの崩れの原因になると指摘。正しい方法で洗うことで、お気に入りのブラジャーの美しさをキープできるとする。
おしゃれ着洗剤で軽く洗い、タオルで脱水
正しい下着の洗い方として、おしゃれ着用洗剤(中性)を使用した手洗いを推奨している。一般的な洗剤の洗浄力では、ブラジャーの生地を早くへたらせてしまうおそれがあるためだという。
また洗濯時は「パッドを取り外す」「金具を留める」「色と素材で分ける」「ぬるま湯に洗剤をよく溶かす」ことがポイントとしている。詳しい手洗いの方法は以下の通り。
- ゆったりした大きめの容器を用意する
- 40℃以下のぬるま湯(触れたときにすこし冷たいと感じる程度)に洗剤を溶かす
- 両手で軽く押し洗いし、気になる部分はつまみ洗いする
- タオルに挟んで水気を取る。洗濯機脱水やねじり絞りは型崩れの原因となるため避ける
手洗い時はすすぎを十分に行なうことが重要。漂白剤の使用は変色や黄ばみを促進することから、しっかりすすいで生地の色変化を抑えるのがポイントだという。また柔軟剤を使うと仕上がりの風合いや肌触りがよくなるため、おすすめとしている。
また洗濯機で洗う場合は必ずネットに入れ、下着を入れる量はネットの2/3くらいにする。さらにほかの衣類と一緒にせず単独で「弱」「ドライ」などのコースを使用。洗濯からすすぎは5~6分が目安としている。