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アウトドアで囲める「七輪囲炉裏」工具不要で組立/分解
2021年6月14日 14:15
南部箪笥を製造している岩手県のマルイ造形家具工業は、アウトドア家具ブランド「A&D/W」から七輪を載せてアウトドアで使える「七輪囲炉裏 蓋付きタイプ」の予約受付を6月11日に開始した。受注生産後、10月以降に発送予定。価格は50,000円~75,000円。
アウトドアで組み立てや分解が可能な木製の七輪囲炉裏。指物技術で作られており、ネジや工具などを使わずに組み立てられるのが特徴。アウトドアでは七輪をセットして、室内で使うときには卓上IHやカセットコンロを設置して使える。七輪は付属しない。
蓋のないモデルをすでに受注生産しているが、新たに蓋付きタイプを追加。七輪を使わないときには蓋を付けることで、ローテーブルとして使用できる。蓋は折り畳み式で持ち運びやすくした。蓋が汚れたときにはバンドを取り外して板を1枚ずつ拭ける。
素材はオノオレカンバ/カリン/ナラの3種類から選べる。オノオレカンバ(斧折樺)は名前の通り堅さが特徴で、カリンは堅く、高級感のある赤茶色が特徴。どちらも希少な木材だという。ナラはウイスキーの樽にも使われている、優しい風合いを持つ。価格は58,000円/75,000円/50,000円(オノオレカンバ/カリン/ナラ)。
組み立て時のサイズは75×75×25cm(幅×奥行き×高さ)で、分解後のサイズは73×20×15cm(同)。結束バンドが付属する。
分解した七輪囲炉裏を収納できる携行鞄も別売している。価格は3,800円。