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Apple、カギなどの紛失を防ぐ「AirTag」。iPhoneに方向指示
2021年4月21日 11:15
アップルは、紛失防止タグ「Air Tag」を発表した。iPhoneを「探す」機能などに対応したタグで、UWB(Ultra Wideband)に対応する。4月30日より発売し、価格は3,800円。4個セットは12,800円。Apple Storeでは23日9時から予約を受け付ける。
IP67の防水対応の紛失防止タグで、ユーザーによる電池交換に対応。鍵やジャケットなど任意の名前をつけて管理できる。AppleによるU1チップを搭載。UWB技術を利用し、iPhone 11/12と連携。iPhoneの「正確な場所を見つける」機能で、AirTagまでの距離と進む方向を表示。その場所に案内してくれる。
AirTagはiPhoneなどの「探す」アプリから検索でき、現在位置をマップ上に表示。Bluetoothが届く距離であれば、AirTagのサウンドを鳴らして探せるほか、「Hey Siri、お財布を探して」など、Siriに呼びかけて探すことも可能。
無くしてしまった場合は「紛失モード」にすると、ネットワーク上のデバイスがAirTagを検知した際に、自動で通知が届く。見つけてくれた人がNFC対応のスマートフォンをAirTagに軽く当てるだけで、紛失した人の連絡先情報を確認できるように設定も可能。見つけてくれた人にメッセージを送る機能も装備する。
Leather Key Ringなどの周辺機器も用意。また、エルメスによる「AirTag Hermès」も4月30日に発売する。価格は「AirTag Hermèsキーリング」が41,800円、「AirTag Hermèsバッグチャーム」が35,800円、「AirTag Hermèsラゲッジタグ」が53,800円。
AirTagは、iOS 14.5以降のiPhone/iPod Toutch、iPadOS 14.5以降のiPadが必要で、来週のOSアップデートで対応する。