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A&D、チューブ誤接続を防ぐ家庭用上腕式血圧計。国際規格ISO80369シリーズ対応
2021年4月15日 12:30
エー・アンド・デイは、血圧計の相互接続防止コネクタに関する国際規格「ISO80369シリーズ」に対応する、家庭用上腕式血圧計「A&D Plusシリーズ」5モデルを、4月20日に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は3,980円〜7,980円(税別)。
国際規格ISO80369シリーズは、コネクタ形状を用途ごとに変えて、互換性がないように規定したもの。血圧計の場合は、本体とカフの間をつなぐ、チューブの接続部分を規定している。今回の新製品では、2021年2月1日付で施行された、日本国内で流通する血圧計の、相互接続防止コネクタに関する国際規格ISO80369シリーズへの対応に伴い、開発された。
いずれも測定方式は、オシロメトリック方式を採用。不規則脈波をIHB(Irregular Heart Beat)マークで表示する。測定範囲は、圧力:圧力:0~299mmHg(「UA-1030T Plus」のみ0~280mmHg)、脈拍:40~180拍/分。測定精度は圧力:±3mmHg以内/脈拍読み取り数値の±5%以内。
測定データをスマートフォンへワイヤレス送信できるBluetooth対応の「UA-651BLE Plus」
「UA-651BLE Plus」は、Bluetooth通信機能を搭載し、測定データを、スマートフォンやタブレットに自動でワイヤレス送信できる。価格はオープンプライス。店頭予想価格は7,980円(税別)。
血圧データは専用の健康管理アプリ「A&D Connect Smart」に自動で送信され、スマートフォンなどで血圧データの管理や閲覧が、容易に行なえるという。
カフには、金属・天然ゴムアレルギーに配慮した、脱アレルギーカフを採用。
本体サイズは96×130×68mm(幅×奥行き×高さ)。重さは約250g。電源は単三形乾電池4本または専用ACアダプタ。電池寿命は約700回。測定可能腕周は約22〜32cm。医療機器認証番号は「226AHBZX00003000」。
測定値などを音声で読み上げてくれる「UA-1030T Plus」
「UA-1030T Plus」は、音声ガイド機能を備えたモデル。店頭予想価格は6,980円(税別)。
測定値や血圧分類、測定エラーの読み上げのほか、挨拶や血圧のワンポイント情報を音声でガイド。測定値を目と耳で確認できる。音声は「切」と、音量を6段階で設定可能。
締め付けの際、内布がしわ状にならず、皮膚をはさむことがなく痛くならない3Dフィットカフを採用。立体成形、伸びる布地で、ソフトにしっかりと腕を包み込むとする。
測定した値が、WHO(世界保健機関)の血圧分類でどの領域にあるかを、6段階に分けて液晶上のバーで点滅表示する。
本体サイズは140×105×60mm(幅×奥行き×高さ)。重さは約300g。電源は単三形乾電池4本、または専用ACアダプタ(別売)。電池寿命は約700回。医療機器認証番号は「224AHBZX00019000」。保証期間は10年。
4人分の測定データを管理できる「UA-1005Plus」
「UA-1005Plus」は、4人分または朝・夜2人分の測定データをそれぞれ最新60回分を保存でき、複数人世帯での利用に適している。店頭予想価格は5,980円(税別)。
カフが正しく巻かれていないときにアイコンで知らせる「カフゆる巻きエラー表示」、測定中に体や腕が動くと知らせる「体動検出表示」に対応し、正確な測定をサポートする。また、WHO区分表示により、測定した値が正常なのか高すぎるのかがひとめで分かる。
本体サイズは142×117×60mm(幅×奥行き×高さ)。重さは約245g。電源は単三形乾電池4本または専用ACアダプタ。電池寿命は約700回。医療機器認証番号は「229AHBZX00026000」。保証期間は10年。
ワンボタン操作で測定できる「UA-654Plus」
カフを本体後ろに収納でき、思い立ったときにすぐに計測できる「UA-654Plus」。店頭予想価格は4,980円(税別)。
カフを巻き「開始/終了」ボタンを押すと血圧が測定される、シンプルな操作。
WHO区分表示に対応する。
本体サイズは106×143×67mm(幅×奥行き×高さ)。重さは約240g。電源は単三形乾電池4本または専用ACアダプタ。電池寿命は約700回。医療機器認証番号は「229AHBZX00029000」。保証期間は10年。