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家の太陽光発電を有効活用、ノーリツの給湯&暖房システム

給湯・暖房システム「ユコアHYBRID」シリーズ

ノーリツは、ヒートポンプ式とガス式とのハイブリッド型の給湯・暖房システム「ユコアHYBRID」シリーズの新モデルを、4月1日に発売する。

貯湯量140Lで給湯/ふろ/湯水暖房タイプの「ユコアHYBRID」の価格は872,600円。同140Lで給湯/ふろタイプの「ユコアHYBRID」が792,600円。同130Lで給湯/ふろタイプの「ユコアHYBRID-S」が691,800円(いずれも税別)。

台所リモコン
浴室リモコン

新モデルでは、太陽光発電の電力を有効活用する「消費優先モード」を改良しつつ、宅外での「おふろの見まもり」機能を搭載した。

「消費優先モード」は、太陽光発電を利用している場合に、太陽光で発電した電気を積極的に活用してヒートポンプを運転し、お湯を貯めるというもの。これにより、年間給湯・保温光熱費を従来給湯器(LPガス)と比較して、年間で約78%、約97,000円削減できるという(年間給湯・保温負荷18.4GJ、LPG料金4.9円/MJ、東京電力従量電灯B契約料金に準拠、東京地区、戸建住宅・4人家族、4kWの太陽光発電あり)。

太陽光発電を積極的に活用する「消費優先モード」
従来給湯器(LPガス)と比較した年間給湯・保温光熱費の試算

「おふろの見まもり」機能は従来機同様に、浴室リモコンの人感センサーと、給湯器本体の水位センサーの働きで、入浴者の浴室への入室と入浴状況を検知し、宅内の無線LANと繋がったスマートフォンなどのアプリ画面で確認できる。加えて新機種では、宅外からでも入浴者の見まもりが可能になった。また、リモコン音声による呼びかけや、応答の有無を確認できる機能が追加された。

宅外からでも入浴者の見まもりが可能になった

そのほか、追いだき配管の汚れの度合いを想定して洗浄する「スマート配管クリーン」を新搭載。また、ガスのみが使えず電気と水道が使える場合はヒートポンプでお湯をつくれる。停電時でもガスと水道が使用でき、発電機などの非常用電源を備えていれば、その電気を利用して貯湯ユニット側のお湯が使えるという。