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ブラザー、220万円の最上級ミシン。縫う前にプロジェクターで布に模様を投影

プロジェクターを搭載した家庭用刺しゅうミシン

ブラザー工業の国内販売子会社ブラザー販売は、縫製前のシミュレーションができるプロジェクターを搭載した家庭用刺しゅうミシン「LUMINAIRE XP1(ルミナイアー XP1)」を、2021年1月下旬に発売する。価格は2,200,000円(税込)。

LUMINAIRE XP1

業界初となるプロジェクターを搭載した家庭用ミシン。プロジェクターから布地に刺しゅうや実用縫いの模様を映して、縫製前の位置確認や、完成イメージのシミュレーションができる。また、操作画面を布地に投影して、付属のタッチペンで操作できるのも特徴。

完成イメージをプロジェクターで投影できる
操作画面を投影し、タッチペンでの操作も可能

ディズニー・デザイン182模様を含む、1,297模様の刺しゅうデータを本体に内蔵。このほか、刺しゅうデータ作成ソフトウェア「刺しゅうPRO11」をインストールしたパソコンから刺しゅうデータを無線LANで転送することもできる。さらに、カメラスキャン機能により、パソコンを使わずに本体だけで手書きのイラストをスキャンして、オリジナルの刺しゅうデータの作成も可能。

約1,200模様の内蔵データ以外に、パソコンで作成したデータも取り込める
カメラスキャン機能により、パソコンを使わず手書きイラストをデータ化できる

10.1インチの大型液晶タッチパネルを搭載。従来の家庭用ミシンのタッチパネルはタッチ操作のみだったのが、スワイプやスクロール操作などタブレット端末と同感覚で操作できるようにした。

広い作業スペースを確保でき、カーテンやベッドカバーなど大きな作品の取り回しもスムーズに行なえるという。家庭用ミシン業界最大サイズの刺しゅうができる408×272mmの刺しゅう枠にも対応する。

本体サイズは約690×322×349mm(幅×奥行き×高さ)。重さは約16.9kg。