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全自動制御でモード切替不要の電動アシスト自転車。ヤマハPAS RIN/PAS mina
2020年10月28日 09:00
ヤマハ発動機は、電動アシスト自転車「PAS RIN(パス リン)」「PAS mina(パス ミナ)」に、アシスト力を全自動で制御する「スマートパワーアシスト」を搭載した2021年モデルを2021年1月30日に発売する。価格は順に133,100円、138,600円。
アシスト力を自動制御する「スマートパワーアシスト」搭載の電動アシスト自転車。登坂時などの高回転ペダリングでものびやかで快適な乗り心地を実現したほか、負荷の高い坂道、負荷の少ない平坦路など状況に合わせてアシスト力を全自動で制御する。
スマートパワーアシストは高回転領域の出力をアップし、低速~中速ギアを使った登坂の快適性を向上。坂道で軽いギア(1~2速)に切り替えたときなどに、ペダルを漕ぐスピードが速くなっても空回り感なくパワフルなアシストを得られるとする。
アシストモードは「強モード/スマートパワーモード/オートエコモードプラス」の3段階。新搭載のスマートパワーモードは、ペダルを漕ぐ力やペダルを回す速さ、路面の状況からアシストパワーを自動で制御。急な坂道や荷物積載時などはパワフルにアシストし、平坦路や下り坂ではパワーをセーブする。そのため走行中に強モードへの切替操作を行なわなくても、常に自動で最適なアシスト力が提供されるという。
両モデルとも、ブラシレスDCモーターを採用し、リヤハブ内装3段、砲弾型ホワイトLEDバッテリーランプを搭載。
「PAS RIN」は、高校生の通学シーンをイメージし、スポーティでユニセックスなデザインとカラーを取り入れたモデル。乗車ポジションは長距離通学でも楽に乗れることを意識した設計で、通学/通勤に便利なワイヤー錠が付属する。本体カラーは新色のマットアンバー2、マットブラックと、継続色のパウダーブルー、マットオリーブの計4色。
本体サイズは、1,855×590×750~895mm(全長×全幅×サドル高)で、重量は27.7kg。電源はリチウムイオンバッテリー。バッテリー容量は15.4Ahで、充電時間は約4時間。走行距離は強モード/スマートパワーモード/オートエコモードプラスの順に、59/66/94km。
「PAS mina」は、オシャレを楽しみたい女性向けにレトロスタイル真鍮スプリングベル、クラシカルなアルミ製ペダルなど、上質感や素材感を強調する装備を搭載したモデル。バスケットや、リヤキャリヤ、リヤチャイルドシートなど、ライフスタイルに合わせて選べる別売アクセサリーも用意する。本体カラーは新色・バーガンディ、ホワイトオレ、継続色ミラーシルバーの計3色。
本体サイズは、1,840×580×745~890mm(全長×全幅×サドル高)で、重量は23.8kg。電源はリチウムイオンバッテリー。バッテリー容量は12.3Ahで、充電時間は約3.5時間。走行距離は強モード/スマートパワーモード/オートエコモードプラスの順に、48/55/83km。