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兼松、火を使わずに約97℃で食品を温められる「防災加熱袋」
2020年10月20日 08:00
兼松は、電気や火を使わずに一定時間袋の内部を約97℃に保つことができる「防災加熱袋」を発売した。価格は、6パック入りで1,793円(税込)。
発熱剤である生石灰と水との反応による発熱を利用した、火を使わずにレトルト食品や缶詰などを温められる加熱袋。様々な状況で、気軽に暖かい食べ物や飲み物が用意できる。
使い方は、まず加熱袋を開けて袋の底を平らにして安定させる。同梱の発熱剤を取り出し、加熱袋の底に置く。温めたいレトルト食品や缶詰などの食材を、加熱袋の中の発熱剤の上に載せる。加熱袋の中に150mlの水を注いだら、ジッパーで袋の口を閉める。なお、海水を注いでも温められる。
発熱は水の注入後、20〜50秒後に始まり、約15分間の加熱が可能。最高温度は約97℃。
缶詰やレトルト食品、缶飲料のほか、ミルクの入った哺乳瓶も加熱可能。
パッケージは、300×240×25mm(幅×奥行き×高さ)で、重さが500g。コンパクトなので、防災リュックに収納しやすい。
火気の使用が禁止されている場所でも使えるため、災害や停電などの非常時はもちろん、ハイキングやキャンプなどのレジャーでも活躍するという。