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パナソニック、狭所で使えるユニバーサルホルソーや吸引力持続の工事用サイクロン掃除機
2020年9月29日 14:00
パナソニック ライフソリューションズ社は、ドリルドライバーに装着して天井などに穴あけができる工具「ユニバーサルホルソー 50-110」を11月に発売する。価格は33,000円。
このほかにも、業務向け電動工具の新製品として、工事用サイクロン式スティック型クリーナー「EZ37A5」を10月に、充電レシプロソー「EZ47A1」を9月に発売する。
天井のキワにもダウンライト用の穴を開けられる「ユニバーサルホルソー 50-110」
ユニバーサルホルソーは、別売のドリルドライバーに接続して、主にダウンライトや人感センサーなどの設置作業で天井などに穴あけできる工具。
今回の新モデルは、従来品から大幅に小型化。幅153mm径で、従来品との差は139mm。天井の壁際から27mmの所まで穴あけできるコンパクトさを実現した。従来は手ノコで作業していたような壁や梁の近くにダウンライトを設置する現場でも使えるようにした。穴あけ径は50～110mm。
超硬刃を採用し、石膏ボードやコンパネのほか、玄関の軒先や厨房などの水回り天井材として使われるケイカル板(ケイ酸カルシウム板)の穴あけにも対応。タングステンを使った超硬チップにより刃寿命も向上。同社従来品比で約5倍長持ちするという。
別売の先端工具バイメタルホルソーの取り付けも可能で、天井裏にある金属の軽天下地加工にも使える。集塵カバーや集塵カバーキャップは取外して水洗いが可能。
本体サイズは153×283mm(直径×高さ)、重量は1.05kg。
サイクロン式で持続力6倍になったクリーナー「EZ37A5」
電気工事や建築などの現場での利用を想定した充電サイクロン式クリーナー。価格は、18V電源で高容量5.0Ah(LJタイプ)電池1個付きの「EZ37A5LJ1G」が55,000円。他にも18V 3.0Ah(PNタイプ)電池や14.4V 5.0Ah(LJタイプ)電池がセットのモデルを用意する。
粉塵を遠心分離するサイクロン方式により、ゴミを捨てれば吸引力が回復。従来モデル「EZ37A3」に比べて、吸引持続力が約6倍になったという。ハンディクリーナーとしても使える。
ゴミ捨てはダストケースを回す、外す、捨てるの3ステップで行なえ、半透明のケースにより中を見えやすくした。サイクロンユニットは水洗いも可能。
ハンディ時に引き出して使えるワンタッチブラシや、部材を傷めないゴムカバー付きの隙間ノズル、可動域が15度～90度に拡大した新設計のフロアノズルも採用する。
なお、サイクロンユニット単体「EZ9X402」も7,500円で販売し、従来モデル「EZ37A3」に装着可能。
吸込み仕事率は、18Vモデルが強35W、標準9W。14.4Vが強20W、標準9W。本体のみのサイズは160×555×124mm(幅×奥行き×高さ)、重量は1.15kg。カラーは、黒と白の2種類を用意する。
コンパクトで折り曲げ可能な充電レシプロソー「EZ47A1」
既設部材の切断などに利用する電動レシプロソーの新製品で、2.05kgの軽さや、最小全長345mm/全高141mmというコンパクトさが特徴。18V 5.0Ah(LJタイプ)電池セット「EZ47A1LJ2G」の価格は72,000円。18V 3.0Ah(PNタイプ)電池や、14.4V 5.0Ah(LJタイプ)電池セットもラインナップする。
電線管の切断や、コンパネの開口、天井ボードの開口、塩ビパイプの切断、軽天下地の切断、庭木の手入れなど様々な用途に使える。本体部の折り曲げが可能で、ストレート形状から4ポジションの折り曲げ形状に対応し、壁際や狭い場所でも作業可能。
ブレード交換をワンタッチで行なえる回転レバーや、暗所作業に使えるLEDライト、可動式のプロテクトシューなども採用。収納ケースは新設計で、取り出しやすい「側面引掛け切り出し」を備えるほか、表面に配した凹凸により複数台を重ねて置きやすくした。
