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三菱、幅60cmのスリム冷蔵庫。「氷点下ストッカー」で肉や魚を凍らせずに長持ち

MR-CX37F

三菱電機は、幅60cm以下の3ドア冷蔵庫「CXシリーズ」より、容量365Lの「MR-CX37F」、同330L「MR-CX33F」を9月11日に発売した。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は順に約17万円、約15万円。

幅60cmのスリムな冷凍冷蔵庫。肉や魚の鮮度が長持ちする「氷点下ストッカー」や、加工食品などをまとめて保存できる「ワイドチルド」を備える。

氷点下ストッカーは、チルドや冷蔵室より低温の約-3℃~0℃で保存するため、鮮度が長持ちするという。また過冷却技術を応用した独自の技術により、氷点下でも凍らせずに保存できるため解凍の手間なくすぐに調理可能。冷凍しないことで食材の細胞が破壊されず、ドリップの流出を約70%押えられるとした。

約-3℃~0℃の「氷点下ストッカー」で保存すると鮮度が長持ち

約0℃のワイドチルドは、加工食品や乳製品、使いかけの食品の保存に適しているとする。冷蔵庫の中で散らばりがちな食材をまとめて収納することで、在庫や賞味期限を把握しやすい。

冷蔵室の棚は、全段にガラスシェルフを採用。さらに棚の手前部分を奥へスライドすると、空いたスペースに牛乳パックなどの背の高い物を入れられる。

全段にガラスシェルフを採用。スライドすると牛乳パックも立てて収納可能

大きな野菜を取り出しやすいように野菜室は真ん中へ配置した。冷凍室は容量80Lのビッグフリーザーで、まとめ買いした食材や作り置きをたっぷり保存できるとしている。

MR-CX37Fの本体サイズは、600×656×1,820mm(幅×奥行き×高さ)。定格内容積は冷蔵室が215L、野菜室が70L、冷凍室が80L。年間消費電力量は338kWh/年。

MR-CX33Fの本体サイズは、600×656×1,698mm(同)。定格内容積は冷蔵室が180L、野菜室が70L、冷凍室が80L。年間消費電力量は328kWh/年。

本体カラーはいずれもグロッシーブラウン、パールホワイト。

MR-CX33F(パールホワイト)

同時に下位機種で容量330Lの「MR-C33F」も発売した。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は約12万円。

高さ約170cmのロータイプで使いやすい設計。2段チルドを採用し、食材を上下段へ分けて収納することでニオイ移りを低減できるとした。氷点下ストッカーは非搭載。

本体サイズは、600×656×1,698mm(幅×奥行き×高さ)。定格内容積は冷蔵室が180L、野菜室が70L、冷凍室が80L。年間消費電力量は384kWh/年。本体カラーはパールホワイト。

MR-C33F