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小便時に着座する男性は7割、在宅でトイレ掃除の負担増も。パナソニック調査

パナソニックが在宅時間増加に伴うトイレの意識変化についてアンケートを実施

パナソニック ハウジングシステム事業部は、新型コロナウイルス感染拡大後の在宅時間増加に伴う自宅のトイレにおける意識の変化についてアンケート調査を実施した。その結果、男性の約11%が「小便を着座してするようになった」と回答した。

同社が8月7日~8日に行なった調査では、在宅時間の増加によりトイレの利用頻度が増え、掃除の負担も増加。約40%の人がトイレの掃除回数が増えたと回答したという。

在宅時間増加により掃除が負担になった場所としてトイレが挙げられた

「新型コロナウィルス感染拡大後、自宅で掃除が億劫になったり負担が大きくなった場所はありますか」という質問に対して、最も多い約22.6%が「トイレ」と回答。さらに約40.3%がトイレ掃除の回数が増えたとしている。

掃除回数が増えた人が「自宅のトイレでより気になるようになったこと」として、「便器の中のよごれ」「便器の外側への飛び跳ね汚れ」が挙げられた。また「トイレのドアノブに触れること」「洗浄レバーやボタンに触れること」といった接触に関する項目では、男女の意識差が見られ、過半数の女性が気になるようになったと回答している。

ドアノブやレバーに触れることは、男性よりも多くの女性が気になると回答

「トイレ掃除で頻度や時間を減らしたい掃除は何ですか」という質問でも「便器の中の掃除」が最も多い64.8%。続いて飛び跳ね・漏れ汚れに関連する「トイレの床の掃除」「便器の外側の掃除」挙げられており、「トイレの床の掃除」では特に女性が頻度や時間を減らしたいと答えたという。

一方、男性のみにたずねた自宅での小便スタイルについては、「着座してするようになった」が約11%、「以前から着座していて変化はない」が約58%となっており、合わせて約70%の男性が、小便時にトイレを着座して利用しているとした。2015年に同社が実施した調査では「座ってしている」という回答は約51%であり、自宅のトイレの利用頻度増加にともない、トイレをよりきれいに使いたいという意識が高まったことが予想されるとしている。

トイレの利用増加に伴い男性の着座率もアップ。きれいに使う意識が高まったと見られる